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男の見栄が女を生きにくくさせる 第一回<男の見栄、女の承認欲求>

2017年6月20日 09時00分 (2017年6月22日 11時05分 更新)

20代の頃の恋愛はきつかった。そう語る作家の白岩玄さん(新刊『世界のすべてのさよなら』)と、『家族無計画』の著者で現在 15歳と11歳の子を持つ働くシングルマザー紫原明子さんが語る男と女、結婚、夫婦、モテ……と、そのほかのあれこれ。(撮影:岡村大輔

■相手の尊厳を奪ってないか

白岩 男性の生きづらさや男らしさの在り方についてずっと興味があって。というのも、今年34になるんですけど、20代にいくつか恋愛をしてきたなかであんまり楽しかった記憶がないんです。どちらかというと、苦しかった思い出が多くて。大恋愛とか、究極の片想いとかではなく、普通の恋愛なんですけど、一人で勝手に苦しくなってて。その原因が男らしさの問題だと、20代後半くらいで気づいたんです。そのことを小説に書こうとか、人に話そうとかこれまでしてきたのですが、どうもうまくできなくて。そんな折、紫原さんにお会いして、紫原さんのご著書を読んで、紫原さんは男性を否定しない文章を書かれるな、と勝手に受け止めました。それでじっくりお話をしてみたいと思いました。

紫原 なんと嬉しい。ありがとうございます。そんなふうに思っていただけるなんて。でもそもそも、白岩さんは「否定」される要素がなくないですか。

白岩 いやいやいや、そんなことないです。

紫原 白岩さんの本に出てくる男の人は女の人を責めないし、ある種、理想の男性が描かれていると思いますよ。それでも何か後ろめたさがあるんですか?

白岩 あるんですよ。

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