<「ガキの使い」特別版>派手な宣伝文句で誤魔化す演出は駄番組そのもの

2017年9月27日 07時40分 (2017年10月21日 07時25分 更新)
高橋維新[弁護士/コラムニスト]

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2017年9月24日放映の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ)の特別版を見た。「絶対に答えなくてはいけない!レジェンド芸人に聞きたいことSP」と銘打ち、ダウンタウン出川哲朗恵俊彰ヒロミ肥後克広の6人にトークをさせるという内容である。

アバン(オープニング映像)では「ギリギリの本音トーク連発」というベタな煽りが盛んにされていたが、正直本編の中身はそこまででもなかった。

まず何よりも「レジェンド芸人」などと銘打ってはいるものの、キャスティングに攻めがない。「ガキの使い」なので中心にいるのはダウンタウンなのだが、他の4人はいずれもダウンタウンと絡める実績のある人選である。それゆえに、展開や画にも想像がついてしまう。

どうせなら、トーク中でも話題に出たとんねるずや、あるいは爆笑問題みたいなダウンタウンと不仲説のある芸人を呼んで欲しかったところである。それが無理なら、せめてウッチャンナンチャンだろう。

【参考】「ガキの使い」特別版は「普通の番組」になって視聴率を目指す?

「レジェンド芸人」という宣伝文句にしては面子が負けているのだ。奇跡の共演と言われた「笑っていいとも! 」最終回の画力には到底及ばない。

その画力のなさをアバンでの派手な宣伝文句で誤魔化して視聴者に過度な期待を抱かせる演出は凡百の駄番組そのものである。「ガキの使い」が散々茶化してきた凡庸なテレビの凡庸な演出に走ってしまっては、こちらも白けることこの上ない。

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