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「アニソン好き」「嬢メタル好き」が恥ずかしくて人に言えなかった…失われた20年の苦い記憶【山野車輪】

2017年9月30日 15時52分 (2017年9月30日 16時36分 更新)

著者が買い漁った嬢メタルのLPコレクションの一部(著者撮影)

<文/山野車輪 連載第5回>

◆メタル・クィーン浜田麻里アニソンの代用品?

 80年代にヘヴィメタルを聴き始めた筆者にとっての入り口は、他のメタラーのように海外バンドではなかった。日本のアーティストであり、しかも女性シンガーの浜田麻里だった。嬢メタルの元祖である。

 だが、筆者がメタル・クィーン浜田麻里のアルバムを手にしたのは、最初はあくまでもアニソンの代用品としてだった。1971年生まれの筆者は、幼少時から『マジンガーZ』『鋼鉄ジーグ』『超電磁ロボコンバトラーV』など、ロボットアニメを好んで観ていた。そして中学生の頃にはアニメオタクとなっていた。

 その入り口となったのは、1983年放映のTVアニメ『銀河漂流バイファム』。ロボットアニメ版十五少年漂流記という趣きの物語である(同作は13人だったが)。その後『機動戦士Zガンダム』『メガゾーン23』『青き流星SPTレイズナー』など次々と発表されるロボットアニメを追いかけていった。これら3作品はすべて1985年発表であり、『超獣機神ダンクーガ』も同じ年だ。スゴイ時代だった……。

◆女性シンガー全盛の80年代ロボットアニメ

 ところで70年代ロボットアニメの主題歌は、その多くがサビでロボット名または作品タイトル名を連呼するパターンで、歌うのは水木一郎や、ささきいさおなどの男性シンガーだった。アニソンのこのようなパターンについては、「ジャパニーズ・メタルバンドが“自身のバンドのテーマ曲”を持っているワケ――『BABYMETAL DEATH』『X』『LOUDNESS』…」を参照いただきたい。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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