「旦那さんのトイレ姿もお風呂姿も見ていたい」。これは、元アナウンサー・青木裕子さんの発言で、「ナインティナインのオールナイトニッポン」のムック本に収録されていたもの。

矢部&青木夫婦のラブラブぶりが判明し、大きな話題となった発言だが、このようにお熱い二人なら、トイレだってお風呂だってオープンな空間にしてもいいだろう。しかし、トイレやお風呂はプライベートな空間。家族とはいえ、見られたくない人だってきっといるはずだ。

そう考えると気になってくるのが、最近のお風呂事情だ。近ごろ、ガラス張りの“丸見え”お風呂が増えているという。洗面所と浴室をガラス仕切りにする、浴室にガラスの窓をつける…。

方法はいくつかあるようで、新築やリフォームの際に、このような仕様にする家族が増えているようだ。これって矢部&青木夫婦のようなラブラブカップルのため? そんな疑問を解消すべく、ガラス張りのお風呂を提供している株式会社LIXIL広報部・河合さんに話を聞いてみた。

そもそもガラス張りのお風呂はどのような意図があるのだろうか?

「ガラス張りお風呂の一番のメリットは、閉塞感がなくなること。お風呂場の狭さを気にされている方が、関心を持たれるケースが多いですね。また、窓がなく暗くなりがちな浴室の印象を、明るくしたい方にも選ばれています。一人暮らしの場合は人目を気にする必要がないので、抵抗感なく導入されていますよ」

なるほど、開放感と明るさが魅力のようだ。

しかし、家族とはいえ見えていると思うと気になりそう。リフォーム相談の中で、家族から出てくる反対意見はあるだろうか。

「年ごろのお子様や、体型を気にされている年配の方などが『家族でも見られたくない』とおっしゃることはありますね。気にされている方が入浴中に洗面所を使いづらくなるので、大家族だと難しいかもしれません」

最後に、ガラス張りのお風呂を導入する上でのおすすめポイントを教えていただいた。

「洗面所と浴室のデザインを一体化すると、ホテルのバスルームのような雰囲気が出ますよ。浴室内も見えることで、こまめにお掃除をするようになるというメリットもあるようです」

目につきやすいからこそ、美しく保つことができるというのも頷ける。

矢部家のようにラブラブなご家庭はもちろん、“開放感なお風呂に入りたい!”という方も、ぜひ一度検討してみてはいかがだろうか。

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