0

NHK経営委員と「表現の自由」

2014年3月4日 15時00分 (2014年3月8日 12時15分 更新)
経営委員会は、大きな権限を持つNHKの最高意思決定機関

NHKの経営委員を務める作家の百田尚樹氏、哲学者の長谷川三千子氏(埼玉大学名誉教授)について、その「政治的言動」などから経営委員としての「資質」を疑問視する声があがっています。経営委員会は、「放送法」によって設置が義務づけられているNHKの最高意思決定機関です。その権限や組織、委員の任免、運営、議決の方法、議事録の公表義務などは、すべて「放送法」に規定されています。委員会は、経営に関する基本方針や内部統制に関する体制の整備のほか、毎事業年度の予算および事業計画、番組編集の基本計画などを決定する権限を持ち、役員の職務執行をも監督します。

とりわけ、NHK会長の任命および罷免の権限を経営委員会が掌握していることは重要なポイントです。また、副会長や理事については会長に任命権・罷免権がありますが、任免にあたっては経営委員会の同意を得る必要があります。籾井勝人会長が理事全員から日付空欄の「辞任届」を提出させていたとの報道がありましたが、会長の一存だけで勝手に理事を辞めさせることはできません。

このように、経営委員会はNHKに対し、とても大きな権限を持っています。籾井会長が経営委員会の浜田委員長より「置かれた立場について理解が不十分」などと二度目の「お叱り」を受けた事実からも、その「力関係」が明白であることがわかります。

両議院の同意を得て内閣総理大臣により任命。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品