自動ブレーキで事故6割減 変化迫られる自動車保険

2016年1月17日 10時37分 (2016年1月25日 12時05分 更新)
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スバルの運転支援システム「アイサイト」は、車両だけでなく2輪車や人も検知。自動ブレーキによる衝突回避などを行う(画像出典:スバル)。

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自動ブレーキなど先進的な安全装置を搭載したクルマは、2017年から保険料が平均で10%程度安くなる見込みですが、自動ブレーキ搭載車は事故率が約6割も低いことが判明。なのに、なぜ1割引なのでしょうか。自動車保険は今後、大きな変化を迫られるかもしれません。

先進的な安全装置の搭載車で保険料を割引

 自動ブレーキなど先進的な安全装置を搭載した「先進安全自動車(ASV)」について、損害保険各社は2017年1月から任意保険料を平均で10%程度割り引く方針を固めたとの報道が、2015年末にありました。

 自動車の任意保険は、加入するクルマによって「料率クラス」(1から9まであり、1が最も安い)が設定されています。これは、クルマの型式ごとの事故率や保険金支払額などによって損害保険料率算出機構が決定していますが、そのほかに「イモビライザー割引」など、特定の装置搭載車に対する割引制度があり、来年からはそこに「自動ブレーキ割引」が加わることになりそうです。

 はたして、自動ブレーキがついていると、実際にはどれくらい事故を減らせるのでしょう。国産メーカーでこの分野をリードしているスバルに問い合わせたところ、驚くべきデータが提出されました。

10%引では物足りない? 自動ブレーキの大きな実績

 2010年から2014年にかけて、日本で発生した交通事故(交通事故総合分析センター(ITARDA)のデータ)のうち、自動ブレーキを搭載したスバル車(「アイサイト(ver.2)」)と、自動ブレーキ無しスバル車について比較したところ、自動ブレーキ付きは無しに対して、約6割もの事故低減効果が見られるのです。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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