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2017年の干支の相場格言は「酉騒ぐ」。干支ごとのパフォーマンスは?

2017年1月11日 16時10分 (2017年1月14日 16時03分 更新)

 2017年の株式市場はご祝儀的に全面高となって幕開けし、「上場の滑り出しだった」(マーケット関係者)との声が聞こえた。しかし、11月以降の株高で、多くの個人投資家は「上がりすぎて今から買うのはちょっと怖い」「そろそろ大暴落があるかも……」と疑心暗鬼になっており、“チキンレース”状態となっているのも事実。円高進行や日経225採用の主力大型株が軟調になっており、不穏な空気も漂っている。

 2017年はどのような1年になるか。株式市場では干支ごとの次のような相場格言がよく知られている。

子(ね)は繁栄
丑(うし)つまずき
寅(とら)千里を走り
卯(う)跳ねる
辰巳(たつ・み)天井
午(うま)尻下がり
未(ひつじ)辛抱
申酉(さるとり)騒ぐ
戌(いぬ)笑い
亥(い)固まる

 2016年の申年は、イギリスがEU離脱を決めたブレグジットや、米大統領選でのトランプ勝利など、まさに相場格言どおりの“騒ぐ”1年だった。2017年の酉年も引き続き「申酉(さるとり)騒ぐ」で、注意が必要だろう。ただ、日経平均株価の過去のパフォーマンスを見ると決して悪くはない。むしろ、東京五輪が開催される2020年の子年までパフォーマンスは非常によく、期待できる年でもある。

 しかし、不安材料もある。マーケット関係者の間では「7のつく年は鬼門」と言われているからだ。過去のデータを見ると、1987年はブラックマンデー、1997年はアジア通貨危機、2007年はサブプライムショックと、歴史的な金融危機が起きた年でもあり、末尾に7がつく年の平均騰落率は最も悪いという。

 2017年は、1月20日にトランプ氏の大統領就任があるほか、フランス大統領選、イタリアやドイツでの総選挙なども予定されている。相場格言どおり想定外のことが起こる“騒がしい1年”となるか、東京五輪が開催される子年までの上昇相場の通過点となるか、注目の1年となりそうだ。<取材・文/HBO取材班>

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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