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ポピュリズムの台頭と民主主義のあるべき形

2017年1月20日 11時00分 (2017年1月28日 08時47分 更新)
ポピュリズムとはどういう意味?

ここ最近の政治問題,特にアメリカ大統領選挙やイギリスのEU離脱の選挙を通じて,報道や識者コメントにおいて「ポピュリズムの台頭」に対する危惧感が指摘されるようになってきました。
「ポピュリズム」という言葉を聞き慣れない方もおられると思います。
本来は「一部のエリート主義ではなく,大衆の素朴な常識によって政治を行う」という意味ですが,別の意味として「大衆に迎合して人気をあおる政治姿勢」,「大衆迎合」「大衆扇動」としても用いられます。
近年危惧される「ポピュリズム」は,この「大衆迎合」「大衆扇動」の意味です。
具体的には,「大衆」と「一部のエリート」を区別し,エリートは大衆を利用して利益を得る「悪」であるとレッテルを貼り,自分は大衆の味方である,大衆の希望を実現するという宣伝文句で支持を得る手法と言われます。

独裁政治など取り返しのきかない結果を招く危険性

「大衆迎合」としてのポピュリズムは,大衆の素朴な感情に訴えかけるという点で熱狂的な支持を巻き起こすなど強い効果を有する反面,これが暴走した場合取り返しのつかない結果になります。
古くはナチス・ドイツの台頭とヒトラーの独裁もポピュリズムの結果と言われていますし,近年では,イギリスのEU離脱やヨーロッパ諸国の選挙などで「右派ポピュリズム」の台頭があった,と指摘されています。

ポピュリズムの台頭はなぜ危険なのか?

では,なぜポピュリズムの台頭に対し危惧感が示されるのでしょうか。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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