意外なところで天職に出会った女子大生がベンチャー企業就職を決めるまで

2017年3月1日 13時50分 (2017年3月4日 13時46分 更新)

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「『越境EC』って知ってます? 今、中国では日本の女の子のファッションへの関心がすごく高まってて。ブランドの輸出をしていくチャンスなんですよ」

コーヒーカップを片手に明るい表情でイキイキと話すサユリさん(22歳・仮名)。小柄な可愛らしい見た目からは想像がつかないように力強く、具体的なビジョンを語る姿は起業家そのものだ。
都内有名女子大に通う4年生のサユリさんは、一般的な新卒一括就職のルートに乗ることはなく、在学時代から関わっていた美容系のITベンチャーに参画することを決めた。すでに一社員、というより一経営者のように毎日慌ただしく働いている。筆者とは、かつての部活の先輩・後輩関係だ。

――久しぶりに会ってみて、サユリさんがすごい意思決定していたことにビックリだよ

そうですよね、私も1年前までは想像もしてませんでした(笑)。もともとバイトとして、高校時代から憧れていた女性誌のインターンのお仕事をしてたんですが、やっているうちにどんどん楽しくなっちゃって。女性誌の編集ってキラキラしているように見えて、ほとんどがボツになるような企画を会議のたびに何十個も考えたり、通った後もレイアウトを決めて、ロケ場所を手配したり、外部の業者さんと何回も連絡を取り合ったり……けっこう地道で大変なんですけど、性にあってたみたいなんです。一緒に始めた子はほとんど途中でやめちゃって、残った私が重宝されるようになって。

――今や社員以上の働きぶりを発揮している、と。

いやいや、まだまだわからないことばっかりですけど、経験豊富な社長さんにいつもみっちり教えてもらっています。元々は紙のフリーペーパーとして出発した事業だったんですが、今の時代やっぱり紙の雑誌をやっていくのは厳しくて……社長にはITのノウハウもあってエンジニアもいるから、思い切ってウェブだけに振り切って、今はファッションや美容のブランドのECも手掛けようとしているんです。雑誌は衰退市場でも、そっちは成長産業ですからね。

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