0

「開かずの踏切」新たに529ケ所が指定。その現状と解消に向けた動き

2017年3月12日 11時05分 (2017年3月19日 10時54分 更新)

全国529ケ所の踏切を「改良すべき踏切」に指定


道路と線路が交差する「踏切」は、鉄道が通過するだけでなく、自動車や自転車、歩行者が通行するため、安全対策が特に必要な場所の一つだ。
昭和36年には全国に約7万ケ所あった踏切だが、立体交差化やアンダーパス化などが進められ、平成26年の時点では約3万4,000ケ所とこの50年で半減しており、遮断器のない第3、4種踏切については約1割にまで減少している。
この背景にあるのが、踏切に起因する「事故」や「渋滞」の発生である。中でも、自動車と歩行者の交通量が多く、渋滞や歩行者の滞留が多く発生する踏切を「ボトルネック踏切」と呼び、そのうち、朝夕のピーク時に1時間あたり40分以上遮断機が下りている「開かずの踏切」の解消は、大きな課題の一つとなっている。
そんな中、国土交通省は、2017年1月に全国で新たに529ケ所を開かずの踏切として指定し、鉄道会社や自治体に向けて改善を義務付けることを発表した。



改正法によって指定された「改良すべき踏切」


「開かずの踏切」への対策が講じられる発端となったのが、2005年に起きた東京・竹ノ塚駅付近の踏切事故だ。1時間のうち最大で58分間も遮断される踏切だったという。
国土交通省はこの事故の発生以降、全国の道路の管理者や各鉄道事業者の協力のもと、2007年当時3万6,000ケ所あった全国の踏切の実態を総点検し、安全性に問題がある踏切を「緊急対策が必要な踏切」として1,960ケ所を挙げていた。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品