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北陸新幹線の新大阪駅、その先をどうするか

2017年3月17日 07時00分 (2017年3月18日 07時20分 更新)

北陸新幹線京都〜新大阪間は松井山手駅付近新駅経由で決定した。南回り当初案に近い精華・西木津地区経由は奈良県を経由するため難しいだろう(出典:国土交通省発表資料)

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 3月15日、政府与党の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームは、北陸新幹線の京都~新大阪間のルートを決定した。北回り案と南回り案を比較検討した結果、南回り案となった。大騒動となった敦賀~京都間に比べると順調に決まったように見える。しかし、この案に至るまでに、いくつもの案が検討されている。大きな揉めごとにならなかっただけで、複数案の議論があった。

 少なくとも2015年11月まで、京都~新大阪間は「東海道新幹線に並行する形で直行するもの」という見方が大勢を占めた。最大の焦点は敦賀~京都間であって、検討するとすれば京都で東海道新幹線に乗り入れるか、独自路線を作るかであった。この中で、東海道新幹線乗り入れ案はJR東海が難色を示した。米原経由であろうと京都経由であろうと、東海道新幹線の乗り入れは困るという態度だ。

 そこで、米原経由の場合は乗り換え。京都経由の場合は乗り換え、あるいは独自路線による新大阪乗り入れの方向性となった。2015年8月にJR西日本が小浜~京都~新大阪ルートを示している。しかし、2015年11月に、当時の与党PT委員長から、舞鶴~京都~天王寺~関空案が出された。東海道新幹線に直通しないのであれば、新大阪にこだわる必要もなかろう、というアイデアだ。今思うと噛ませ犬かもしれないが、妙案ではある。

 2016年4月11日、政府与党プロジェクトチームの検討委員会は、交通政策などに詳しい有識者2人に聞き取り調査を実施し、関西文化学術研究都市を通る新案を進言される。
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