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目の前には吉野川、Airbnbに登録された「吉野杉の家」がつなぐ、世界とローカル・コミュニティ

2017年4月14日 07時30分 (2017年5月9日 06時10分 更新)

昨年夏、東京・お台場で開催されレポートした[HOUSE VISION 2016]。そこで展示された「吉野杉の家」は展覧会後に地元の奈良県吉野町へ移築。Airbnb(エアビーアンドビー)に登録され、宿泊客と地域を結ぶコミュニティ施設としての運営が始まった。

奈良→東京→奈良、家は吉野のレガシーにUターン!

建築家・長谷川豪によるデザインの「吉野杉の家」、お台場に展示されたときの様子。

【画像1】HOUSE VISION展はコンセプト提案が中心のなか、唯一実際に生活することを想定して建てられた「吉野杉の家」(写真提供/HOUSE VISION)

吉野川を彷彿させる細長いファサードと木づくしの空間に心奪われた筆者は、「絶対、泊まってみたい!」と思っていた。
HOUSE VISION展でのタイアップ企業であった、世界最大の宿泊施設サイト『Airbnb』にホスト(オーナー)=吉野の「地元の人」、で登録されていてコミュニティ運営のようだ。
吉野に縁がある筆者は早速、どんな様子になっているのか現地へ宿泊体験に向かった。

東京方面からは京都経由で奈良へ入り、橿原(かしはら)神宮からまだ先の吉野まで電車の旅は5時間近くかかる。
縦長の奈良県、その丁度真ん中に位置する吉野町。桜の名所である吉野山だが、実は奈良時代に修験道が開かれた地。簡単に行けないからこそ、今も山深い自然が豊かに残っている。

町の中央を流れる吉野川(和歌山に入ると“紀ノ川”)沿いに、「吉野杉の家」が移築された。

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