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下宿だった町屋を利用したゲストハウス、「京都月と」。京文化に触れることで日本らしさを発信する取り組みを聞いてきた

2017年4月18日 11時07分 (2017年4月25日 10時54分 更新)

多くの京大留学生が下宿した町屋が、ゲストハウスに


平安時代から都があり、日本らしい情緒を残す京都。海外からの観光客の人気も高く、人気の旅館は予約をとるのも難しい。さらに近年の訪日客急増を受けて、京都市が民泊の実態調査をするなど、宿泊施設不足の解消に力を入れている状況だ。
そんな中、町屋を改装したゲストハウス&サロン「京都月と」が2017年4月23日にオープンする。ただ昔ながらの建物を利用するだけでなく、調度品にもこだわっているというので、亭主の山内マヤコ氏に話を聞いてきた。

マヤコ氏の祖父母がこの家に居を移したのは、昭和40年ごろ。日本画家の甲斐庄楠音(かいのしょうただおと)氏もたびたび訪問するなど、文化人との広い交流を持つ祖父母だったそうだ。
昭和50年ごろに祖父が亡くなると、地元の不動産屋からの薦めで、祖母は下宿屋を始める。マヤコ氏は当時東京在住だったが、夏休みなどに遊びに来ると、京都大学に通う外国人が出入りしていたのを記憶しているという。
なぜ外国人が多かったのかはわからないが、「祖母は幼いころから高浜虚子に師事するなど、日本の芸術や文化の造詣が深かったので、留学生に喜ばれたのではないでしょうか」と、マヤコ氏は推測する。



非日常の場としてのゲストハウス


祖母が10年前に亡くなり、6年前には父も他界。遺品整理のために京都を訪れると、貴重な調度品の数々が見つかったという。たとえば正絹に豪華な刺繍が施された座布団や、螺鈿細工の物入れなど。

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