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大阪、「筋」と「通」の違いは?平安京や平城京とは異なる、大阪”みち”の歴史

2017年6月8日 11時05分 (2017年6月16日 10時54分 更新)

平安京や平城京だけではない碁盤の目状の街路


都市開発に欠かせない道路計画。
日本初の本格的な都市とされる平城京は、唐の条(東西の路)坊(南北の路)制に倣い、碁盤の目に街路を整備されていた。最北中央に鎮座する平城宮から南の羅城門まで朱雀大路が通されている。朱雀大路の東西には、一坊大路から四坊大路が線対称に配されており、平城宮から南に向かって、一条大路から九条大路が整然と並んでいた。しかし平安京遷都ののちは農地となり、現在は「二条大路」「三条大路」「九条」といった地名に往時を偲ばせるのみだ。

平安京は平城京よりも広くて路の本数も多く、その幅によって大路と小路に区別されていた。そのまちなみはその後も整備保存され、現代でも、京都市内の道路は碁盤の目状になっている。京都に長く住む人なら、「○○通り上ル ○○通り東入ル」と表現される住所を見れば、行ったことのない場所でも迷わずに到着できるのだそうだ。

あまり意識されてはいないが、実は現在の大阪市内も碁盤の目状になっている。
大阪の地下鉄路線図を見ると、南北に走る路線には「御堂筋線」「堺筋線」「今里筋線」と、「筋」が頻出するのに気づくだろう。それぞれ御堂筋や堺筋、今里筋の地下を通る路線で、ほかにも「谷町線」は谷町筋、「四ツ橋線」は四ツ橋筋の地下を通っている。

それでは、と東西を走る路線を見てみると、たとえば「中央線」は中央大通、「千日前線」は千日前通の地下を通る路線、「長堀鶴見緑地線」は長堀通の地下を通って鶴見緑地へ至る路線と、やはり大通りの地下を走るものが多いようだ。

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