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なぜ還暦で赤い装束を着るのか?本当は怖い長寿の祝いの秘密と江戸話

2017年9月3日 11時00分 (2017年9月11日 10時55分 更新)

古代は還暦までで十分だった?寿命が伸びると共に徐々に増えた年祝


数え年で61歳になると還暦の祝いが行われる。そしてそのまま何事もなければ、9年後の70歳には古希を迎え、その7年後の77歳には喜寿を迎える。数え年とは、生まれた年を1歳として数えるもので、何月生まれてあっても1月1日に年を取る数え方のことを言う。

このような毎年の誕生日とは別に、ある年齢になったらお祝いをする風習のことを算賀や年祝と呼び、日本では古くから祝いごととして行われてきた。ちなみに今年、還暦を迎えるのは約145万人、丁酉生まれの人たちである。私事で申し訳ないが、筆者もちょうど還暦を迎え、赤い座布団やちゃんちゃんこを頂きそうになった。

さて、これらの年祝はいつ頃から始まったものなのだろうか。実は古く中国をルーツにするものや、近代になって意外と適当にできたものなど、成立した年代でかなりばらつきがある。今回はその歴史的背景や意味、またなぜ還暦の祝いでは赤い装束を着るのかなどを考察してみよう。

まず、現在知られている年祝を年齢順に並べてみる。カッコ内は数え年である。

①還暦(61歳)②古希(70歳)③喜寿(77歳)④傘寿(80歳)⑤半寿(81歳)⑥米寿(88歳)⑦卒寿(90歳)⑧白寿(99歳)⑨百寿(100歳)⑩茶寿(108歳)⑪皇寿(111歳)⑫珍寿(112歳)⑬天寿(118歳)⑭大還暦(121歳)

有名なものだけでも14の年祝があり、それぞれイベントで着る装束の色が決められているのが面白い。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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