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頭金ゼロでもローンは組めるが、貯蓄ゼロでは家は買えない

2017年9月4日 07時32分 (2017年9月20日 04時04分 更新)

「頭金ゼロで家が買える!」などと書いてある広告を見ると、貯蓄がなくても家が買えると思ってしまうかもしれない。でも、実際には家を買うときに諸費用がかかるため、最低でも数百万円の現金が必要になるのだ。

住宅ローンとは別に諸費用は現金で用意する

頭金がなくても住宅が買えるということはつまり、住宅ローンで住宅価格の100%を借りることができるということだ。例えば4000万円の家を買うのに4000万円の住宅ローンを借りられれば、頭金はゼロで買える。

「それなら、手持ちのお金がゼロでも家が買えるの?」と思う人もいるかもしれない。だが、「頭金ゼロ」と「手持ち資金がゼロ」とは意味が違う。なぜなら、家を買うときには税金や手数料などの諸費用がかかるからだ。

諸費用は手持ち資金から現金で支払うのが原則だ。なかには諸費用まで住宅ローンに含めて借りられたり、住宅ローンとは別に諸費用ローンが組めたりするケースもある。これならたしかに、手持ち資金ゼロでも買えるが、あまり勧められる買い方ではない。

というのも、住宅ローンで価格の100%を借りたうえで、さらに諸費用分まで追加で借りると、借入額が住宅価格を上回る「オーバーローン」になるからだ。借入額が多くなると、それだけ返済額の負担が重くなる。だけでなく、オーバーローンだと家を売って住み替えようと思っても、売ったお金でローンが返しきれず「売るに売れない」状態になってしまう。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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