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資産価値上昇・快適な通勤も?鉄道ジャーナリストに聞く、穴場の沿線や駅とは

2017年10月3日 07時31分 (2017年10月18日 00時24分 更新)

鉄道の新線開通や新駅開業などの華々しいニュースと比べて、相互乗り入れや複々線化、ダイヤ改正で始発駅が増えるなどのニュースは地味だ。沿線の住民か、鉄道に興味がある人以外は見過ごしてしまうかもしれない。
ところが、住まい選びの観点から言うと、こうしたニュースは意外に侮れない。なぜなら、鉄道利用客の利便性向上はもちろん、人の往来や沿線利用人口の増加、それがひいては沿線の資産価値向上につながる可能性があるからだ。

相互乗り入れで飛躍を遂げた東急電鉄の目黒線

近年、相互乗り入れで飛躍した代表的な沿線は、以前、目蒲線の愛称で親しまれた東急電鉄の目黒線だろう。目蒲線は目黒から田園調布を通って蒲田まで結んでいた。東急電鉄の母体の目黒蒲田電鉄が最初に開業した由緒ある路線だったものの、東横線と比べると地味な印象が拭えなかった。2000年、多摩川駅を境に目黒線と東急多摩川線に分割され、目蒲線の名称は消滅した。

目黒線が飛躍した契機が、分割と同時に行われた武蔵小杉までの営業延伸と、東京メトロ南北線と相互直通運転を開始したことだ。南北線は目黒から永田町や四ツ谷などの都心を縦断し、埼玉高速鉄道に乗り入れて浦和美園まで行く。あわせて複々線化の工事を行い、急行を走らせるなどスピードアップして利便性を向上。駅舎も近代的に改められた。

資産価値の観点でも、目黒線沿線の武蔵小山や大岡山などは都心へ直通したことで価値は向上したに違いない。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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