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住む人の生き方から変える? “日本のガウディ”梵寿綱が創る「寿舞(すまい)」

2017年10月5日 08時02分 (2017年10月18日 00時24分 更新)

現在の日本のマンションのほとんどは画一的なデザイン、構造です。そうした中で異彩を放つのが「日本のガウディ」と称される建築家、梵寿綱(ぼん・じゅこう)の手で創られたマンション。その建築は芸術品としての存在感を放ちつつ、長く人気を集めています。そんな梵寿綱作品を巡るとともに、梵さん自身からお話をうかがいました。

住む人の心を動かす建築をめざす

早稲田駅から歩いて5分ほどの位置にある「ドラード和世陀」は、梵寿綱作品の中でも最もよく知られたもの。外壁に彫刻やモザイクが施され、曲線の目立つ建築は、まるで生命体のようです。

建物そのものが語りかけてくるような魅力があり、周辺の建物とはまったく違うアートとしての存在感を示しています。奇抜な外観に見えて、年月が経過しても、その斬新さは陳腐化していません。これは近代建築では稀有なことだと言えるでしょう。それにしてもこれが賃貸マンションだとは驚きです。

寿綱さんはこう語ります。
「僕は、すまいとは、“住まい”でなく、“寿舞(すまい)”だと言っています。喜びの舞う中に人が生きる、そんな空間であるべきだと。僕は住空間に合理性を求めても意味がないと思う。小さな日常空間に効率を追求しても何も生まれません。人は日々のふるまいの中で、視点を変えながら、壁や天井や窓を見る。それによって気持ちも動く。そのときの心地よさや豊かさこそが大切。僕が志向するのは、そうした生活感情を触発する場、住む人の心を変える建築なのです」

【画像1】梵寿綱さん。

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