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「長いものには巻かれない」化粧品ブランド、LUSHの原動力

2017年10月7日 15時00分 (2017年10月9日 11時46分 更新)
持続可能な循環型社会を目指し、型破りな製品づくりを続けるラッシュ。政治的キャンペーンをも臆さない企業の原動力は、ぶれない倫理意識だ。

量り売りのソープや入浴剤などで、日本でもおなじみの化粧品メーカー、ラッシュ。ポップでカラフルな製品イメージが強いが、いずれも野菜や果物など自然由来の原材料で手づくりされたもの。店の外まで漂う強いアロマは、鮮度がよく、包装のない裸の状態で売られているものが多いからだ。ボール型の入浴剤、固形タイプのシャンプーやマウスウォッシュなど、型破りでユーモアとストーリー性がある製品は、他メーカーとは一線を画すユニークなものだ。

「私はずっと『普通』に逆らってきた人間ですからね」。ロンドンのオフィスで会った創立者のマーク・コンスタンティンはジョークと笑顔を絶やさない。

1980年代、妻のモーと開発した美容製品をザ・ボディショップに卸すことに成功。そのころから植物由来のものを主原材料に、動物実験は行わない方針を貫いてきた。1994年にラッシュを設立し、現在、世界49カ国に930店、日本では約100店舗を経営する一大グローバル企業に成長させてきた。

「ビジネス目標は、持続可能な原材料で製品を製造販売し、利益を上げ、正当に納税し、収益の一部を社会に還元することです。薄利多売で多大な利益を上げながら、うまく納税を免れる企業が多いですけどね」。環境、人権、動物福祉の改善を掲げる倫理的信念は、製品と合わせてラッシュが支持されてきた理由でもある。
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