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京都アートホステル「クマグスク」。芸術を越えて社会と関わっていく、宿泊施設とプロジェクト

2017年10月7日 11時00分 (2017年10月14日 10時55分 更新)

ひとつの疑問から生まれたホステル「クマグスク」


アートホステル「クマグスク」ができたのは、約2年前。個性的な宿泊施設が、我も我もという勢いで増えている京都の中でも、ひときわ鮮やかに輝いているホステルだ。

「クマグスク」は、宿泊型のアートスペースで、通常の美術館の展覧会と同様に会期が設けられている。各部屋や共用スペースなど、ホステル全てが展示空間として活用され、アート作品が展示されている。チェックイン後や寝る前など、自分の好きな時間に作品を鑑賞することができるのが魅力だ。
運営しているのは、美術家の矢津吉隆さん。芸術大学で教鞭を取っているだけでなく、最近では、町家再生プロジェクトやアーティスト向けの不動産企画に関わったりと、柔軟に様々なプロジェクトに関わっている。

「クマグスクを始めた頃は、自分たちつくり手と鑑賞者との距離感が掴めなくなっていた時期でした。個展で作品を発表しても、現場に立ち会えないことも多く、鑑賞者が作品に関してどう感じてくれたのか、生の声が届かないというフラストレーションがあったんです。届かないのなら、何の為に作品をつくっているのか分からない。もっとアーティストの手元で作品を体験してもらいたい、直接反応を見れる場所が欲しいという想いから始まったのがクマグスクでした。」



やってみたことで進み始めた。様々なプロジェクト


クマグスクは大きな反響があった。アート好きや旅行者などが作品に触れ、アートが一体となった空間の中で、矢津さんを介しながら、自然と会話ができる機会と場も生まれた。

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