0

現代に生きる竪穴式住居? 四本柱の邸宅にお邪魔してみた

2017年10月7日 07時01分 (2017年10月18日 00時24分 更新)

現代の日本にはさまざまな形態の住宅があります。何十年も前に建てられた伝統的な日本家屋もあれば、洋風の住宅や、デザイン性の高い先端的なものも。そんな中、時代をうんとさかのぼって竪穴式住居の「柱」を受け継ぐかのような様式の住宅をつくり、住んでいる人がいます。縄文時代の竪穴式住居といえば「元祖日本の住まい」。現代に生きる竪穴式住居のような家とは、いったいどんな家なのでしょうか? 取材しました。

家を貫く「四本柱」が人と家とを結びつける

鎌倉駅からバスで10分弱、浄明寺の程近くに、竪穴式住居の「柱」の思想を受け継ぐお宅があります。建築家で、桑沢デザイン研究所 スペースデザイン分野専任講師の大松俊紀さんのアトリエ兼ご自宅です。テレビ番組等でも紹介されたこちらの住宅は、建築家のご自宅らしい落ち着いた外観ではありますが、外からは柱の様子をうかがい知ることはできません。

2009年に竣工した大松さんのご家族3人が暮らす住宅兼アトリエは、樹齢約80年の4本の太い柱が1階と2階を貫きます。ご自宅にお邪魔し、階段を上って2階のLDKにお邪魔すると、柱が圧倒的な存在感を誇っていました。

【画像1】四本柱が異彩を放つ自宅2階に立つ大松さん。ダイニングテーブルは、4本柱の空間を特別なものにしないために、わざと中心からずらして置かれています。(写真提供/大松俊紀さん)

もともと三重県の伊勢のご出身で、伊勢神宮が柱を中心につくられていることから、柱には特別な思い入れがあったという大松さん。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品