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チョークメーカーの老舗 羽衣文具(株)が自主廃業へ

2014年11月19日 09時50分 (2014年12月3日 20時06分 更新)

 羽衣文具(株)(TSR企業コード:400389223、春日井市美濃町1-154、設立昭和22年2月、資本金1000万円、渡部隆康社長)は平成27年3月末日をもって自主廃業することを表明した。同年2月20日に生産を終了し、3月20日をもって販売を終了する意向。

 昭和7年10月、名古屋市中区で日本チョーク製造所として創業した老舗。戦災による工場全焼を乗り越え、学校向けのチョークの製造を主体に業容を拡充し、一時は年間約4500万本のチョークを生産するトップメーカーとして、国内シェア約30%を占めていた。
 粉が手につかない被膜付きのポリチョークなどを代表製品として「羽衣チョーク」のブランドは高い知名度と人気を得て、平成18年12月期までは2億円台の売上高を計上していた。しかし、その後は少子化の影響による市場の縮小や教育環境の変化、さらに競合の激化から売上高は減少傾向となり、25年12月期には1億7876万円に下落し、収益も低迷した。
 先行きの業況の見通しが難しくなるなか、最近では後継者の不在と代表者の体調不良も重なったことで廃業することを選択した。

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