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『ETF日経レバレッジ』が人気の理由…レバレッジ型商品の仕組みを学ぶ

2015年2月1日 00時13分 (2015年2月13日 01時13分 更新)

『ETF日経レバレッジ』が人気の理由…レバレッジ型商品の仕組みを学ぶ (ZUU online)

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 ネット証券最大手のSBI証券では、ウェブサイトにて、同社における売買代金の上位銘柄を毎日更新し、掲載しているが、そのランキングで常に上位に来ているETFがあることをご存じだろうか。その銘柄は、NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> だ。

■トレンドの相場で非常に有効なレバレッジ型ETF

 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信は、日々の騰落率を日経平均株価の騰落率の2倍として計算された、日経平均レバレッジ・インデックスを対象指数とし、この対象指数に連動することを目指して運用されるファンドである。 

 つまり、日経平均レバレッジ・インデックスは、日経平均株価が10%上がれば20%上がり、日経平均株価が10%下がれば20%下がる動きをするよう計算されている。これに連動する日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信も、日々の値動きが日経平均株価の2倍になる。このようなETFはレバレッジ型ETFと呼ばれ、株価が上昇するトレンドでは非常に有効な投資対象だ。

■ヘッジ手段としても利用可能なインバース型ETF

 また、日経平均株価などの指標とは逆の値動きを目指して運用されるファンドもある。これらは、インバース型ETFと呼ばれ、例えば、日経平均株価が10%上がったら10%下がり、日経平均株価が10%下がったら10%下がる動きをするよう計算されており、株価が下落するトレンドで有効となる。

 また、現物株式等の価格下落リスクのヘッジ手段としては、TOPIXや日経平均株価に連動するETFを信用売りすることや、日経225先物を売ることが考えられる。しかし、信用売りや先物売りには別口座が必要で、証拠金を差し出すことが求められ、手間がかかる。インバース型ETFであれば、ETFを買うだけでヘッジ効果が得られるため、活用しやすいのではないだろうか。

■長期投資の場合は、株価指数等とのかい離も

 ここまで、レバレッジ型、インバース型ETFの魅力を述べてきたが、注意しなければならない点もある。対象となる指数が上昇や下落して投資時点の水準に戻ったとしても、複利効果によってその価格からかい離してしまうのだ。先ほどの、日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信を例にすると、日々の騰落率の2倍となるように算出されているため、前営業日比で見た時の変動率は2倍になるが、2営業日以上離れた2時点間の騰落率は複利効果によって2倍にならないということだ。投資時点で日経平均株価が10,000円で、数年後に、15,000円まで上昇した場合、単純に2倍の10,000円分のリターンが期待できる訳ではないことを覚えておこう。

■対象指標は多彩

 このようなレバレッジ型、インバース型ETFは、2012年4月5日に初めてTOPIXブル2倍上場投信 <1568> とTOPIXベア上場投信 <1569> が上場し、現在では、16銘柄が東京証券取引所に上場している。対象となる指標も、日経平均株価やTOPIXに加え、ハンセン中国企業株(中国H株ブル2倍上場投信 <1572> 、中国H株ベア上場投信 <1573> )もあり、ETN(「Exchange Traded Note」の略で、「上場投資証券」または「指標連動証券」と呼ばれる上場銘柄。

 ETFと同様に、価格が株価指数や商品価格等の指標に連動するが、発行体の信用力をもとに、価格が特定の指標に連動することを保証する債券であるため、証券に対する裏付資産を持たない)も含めれば、ハンセン指数(NEXT NOTES 香港ハンセン・ダブル・ブル ETN <2031> 、NEXT NOTES 香港ハンセン・ベア ETN <2032> 、日経・東商取金(NEXT NOTES 日経・TOCOM 金ダブル・ブルETN <2036> 、NEXT NOTES 日経・TOCOM金ベアETN <2037> )、日経・東商取原油(NEXT NOTES 日経・TOCOM原油ダブル・ブルETN <2038> 、NEXT NOTES 日経・TOCOM原油ベアETN <2039> )など多彩である。

 長期投資の場合、指数とかい離するため、短期的な売買を中心に有効活用しよう。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 1

  • 名無し 通報

    SEI証券を使えば、夜間取引も可能になり サラリーマンでも、取引の幅が広がります。 でも、出来高が非常に少ないETFが有るのでご注意下さい。

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