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「賃貸派」の夫婦、終の棲家どう考えるべき?

2016年1月17日 08時02分 (2016年1月18日 07時13分 更新)

「賃貸派」の夫婦、終の棲家どう考えるべき?(写真=PIXTA) (ZUU online)

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 <質問>地方出身の私は、大学卒業後、流通関係の会社で35年間働いてきました。5年おきぐらいに全国規模で転勤があったので、住まいは賃貸住宅ばかり。自分の家を持てませんでした。子どもができなかったため、妻(56歳・専業主婦)と2人、転勤のたびに好きな物件を選んで住むのは、それなりに気楽だったともいえます。

 でも、今年58歳となり、そろそろ定年が視野に入ってきましたので、定住を考えた方がいいような気がします。60歳以降65歳までは契約社員となり、転勤もしなくてよくなるからです。

 ただ、問題となるのは資金のこと。65歳以降は、夫婦ともに気に入っている神戸市内に住みたいのですが、ロケーションのいいマンションは中古でも高くて手が出ません。年金生活に入ってからローンが残るのも怖いです。今さら持ち家を望むのは無理でしょうか。終の棲家を視野に入れたアドバイスがいただけたら助かります。

 現在の貯金は2,000万円ほど。退職金も見込みで2,000万円。60歳以降の年収は、450万円程度だと思います。(徳島県在住)

■ローンで家を購入して、現金は運用を。

 昨今の不動産価格の上昇で、新しく家を購入する人にはなかなか厳しい市況です。。特にご相談者においては、神戸市内のよい地域に物件をお求めということ。物件額によりますが、現在の状況を考えると1,500万円~2,500万円の幅で検討されることをお勧めします。それ以下の物件であればなお良し、です。

 65歳までのご勤務とそれ以降は年金収入だけということを考えると、ローンを残しておくのは少し怖いかもしれません。一括購入ができるのであればそれがよいでしょう。

しかし、ローンを組むことが悪いわけではないと思います。例えば、銀行にもよるかと思いますが75歳までのローンは最低でも組めると思うので15年の固定ローンで組んでみるのもよいでしょう。

 2000万円の物件で1000万円を頭金、1000万円をローン組んで15年固定で銀行から融資をうけてみると市況から見ると金利は1%程度でそうなると毎月の支払いが約6万円です。そうすれば少なくとも65歳までは支払いの不安はないでしょうし、その後に不安があれば繰り上げ返済で一括返済してもよいかと思います。

 その間に手元にある現金は何かしらで運用などしておく事が重要です。住宅ローンを借りれば住宅ローン控除も使えますし、1%以上で運用できるのであれば借り入れしておいた方がイールドギャップをとれます。

 もし運用しないのであれば必要な現金を残してすべて頭金で入れてしまうこともいいと思います。

 また、例えばですが以下みたいな方法も面白いと思います。2000万円まるまるローンを固定金利で20年で組んでみます。金利が1%であればローンは約9万円。

 貯金の2000万円を収益性の投資用不動産に買えることで東京の物件であれば1Rでも約5~6%程度の利回りがでます。5%であれば年間100万円で月に約8万円程度の収益があります。つまり少し強引かもしれませんが、家賃は1万円になります。

 もちろん貯金の全部を変える必要はないと思いますが具体例としてこのような方法は安心感があるかと思います。
安心して老後を楽しく過ごして欲しいです!

(ファイナンシャルプランナー:芳澤大輔)(提供:ライブリー 退職金と未来のお金)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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