ガリガリ君ナポリタン味 赤字3億円でも挑戦者への評価あり

2016年2月24日 11時00分 (2016年2月24日 15時33分 更新)
このエントリーをはてなブックマークに追加

3億円の赤字(ガリガリ君リッチ ナポリタン味)

[拡大写真]

 2月13日に放送されたバラエティ番組『ジョブチューン』(TBS系)で、アイス「ガリガリ君」を展開する赤城乳業の社員が語った裏話が話題となっている。同社が2014年3月に発売した「ガリガリ君リッチ ナポリタン味」がまったく売れず、最終的に320万本以上が売れ残り3億円の赤字を出したというのだ。

「ナポリタン」とはもちろんスパゲティをタマネギ、ピーマンなどと共にケチャップで炒めた料理のこと。同社マーケティング部は、

「これまでにない味でした。ピーマンの苦みもあって、間違いなくナポリタンを表現できたと思います」と胸を張る。だが、「正直いってマズかったです」(同前)

 顧客の反応も散々だった。発売直後こそ「斬新すぎる味」として話題を集めたものの、食べた人から「マズい」「これは酷い」と非難が続出。売れ行きは伸び悩み、結果、

「取り返しのつかないほどの大赤字を出してしまった。再発売? あり得ないです(とキッパリ)」(同前)

 マズいと気づいた時点で発売をやめれば良かったのだろうが、それを躊躇させたのが「ガリガリ君」の過去の実績だった。2012年に「コーンポタージュ味」、2013年には「クレアおばさんのシチュー味」という異色の味が発売され、続けてヒットしていたのだ。そのため「販売予測に失敗した面もある」(同前)という。

「新製品は社長以下、皆で食べて検討します。コーンポタージュの時も社内からは“そんな冒険はやめてくれ”という声がありましたが、最終的には社長の“ベリーグッド”の一言で発売が決まりました。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

注目の商品