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ブロックチェーン金取引ーー英国王立造幣局「ロイヤルミント・ゴールド」開発

2016年12月2日 17時59分 (2016年12月3日 16時32分 更新)

ブロックチェーン金取引ーー英国王立造幣局「ロイヤルミント・ゴールド」開発(写真=Thinkstock/GettyImages) (ZUU online)

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英国王立造幣局(ロイヤルミント)が11月29日、ブロックチェーンを利用したゴールド(金)トレード商品「ロイヤルミント・ゴールド(RMG)」の開発を発表した。安全性と透明性を兼ね備えた、革命的デジタル・ゴールド時代の幕開けとなる。

デリバティブ市場、CMEグループとの提携により、2017年の市場流通を目指し、10億ポンド(約1449億8593万円)相当のデジタルゴールドが売りだされる予定だ。

■伝統にしばられることなく、時代の変化を受けいれるロイヤルミント

すでにナスダック(NASDAQ)を筆頭とする株式・証券市場などでは、数々の実証実験が重ねられているブロックチェーン技術。次世代金融産業の主流ツールとして注目を浴びるこの最新テクノロジーが、従来の金現物取引をまったく新しいものへと創り変えようとしている。

創設1000年という長い歴史をもつロイヤルミントだが、古い伝統に固執することなく、ブロックチェーンのような新技術の登場で「低コストで効率的、そのうえ安全性の高い取引システムが構築可能になった」と大歓迎。

同業者の多くがブロックチェーンによるトレードシステムの構築に着目しているのに対し、ロイヤルミントは金をデジタル化するという方向性で一線を画す。

ヴィン・ウィジェラトネCEOは、今回のプロジェクトをロイヤルミントが長年にわたり培ってきた信頼を活かしつつ、次世代ゴールド取引プラットフォームを普及させるための重要な一歩と受けとめており、CMEグループとともに開発を進める一方で、世界中の市場に参加を呼びかけている。

またロイヤルミント・ゴールドの発売にあたり、リテールブローカー・コミュニティーや投資アドバイザーなどとも積極的に関わっていく構えだ。

世界最大規模のデリバティブ市場を動かすCMEは、デジタル・ゴールド取引用のプラットフォーム開発から実際の運営までを担当する。シニア・マネージング・ディレクター、ジュリー・ウィンカー氏は、「デジタル・プラットフォームの開発によって、金現物取引市場の需要に応えると同時に、次世代金融資産市場のプラットフォーム基盤を築きたい」とコメント。

2017年は金取引市場が、従来とは違った空気で活気づきそうだ。(FinTech online編集部)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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