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インタビュー:黒田日銀の政策、大きな方向転換不要=小池百合子氏

2017年10月6日 23時26分 (2017年10月7日 04時10分 更新)
[東京 6日 ロイター] - 小池百合子・希望の党代表(東京都知事)は6日、ロイターのインタビューで、黒田東彦日銀総裁の金融政策について方向性を支持すると述べた。次期総裁人事については、金融政策を急激に変えると株式市場に影響すると語った。
衆院選に出馬しない考えは変わらず、状況によって考え直すこともないと述べた。
主な一問一答は以下の通り。
――総選挙に出馬しない考えに変わりはないか。
「変わらない」
──状況によって考え直すことがありえるか。
「ない」
──将来、日本の首相になりたいと思うか。
「いま、都知事でがんばるという意志を強く持っているので、考えたことがない」
──選挙後の首班指名では、安倍晋三首相や他の自民党、野党議員を指名することはありえるか。村山富市内閣の話に言及しているが。
「選挙をやってみないとわからない。村山総理誕生というのは、あの時は安保政策が水と油のところがくっついた、それでも政権を取り戻したかった、そのエゴイズムを言いたかったのであって、それがいいとは言っていない」
──全ての選択肢がありえるということか。
「そうですね、現時点では」
──政治家になったのは何がきっかけか。
「政治家になった1992年、その前に何があったか、ニュースキャスターで何を伝えたか。ベルリンの壁の崩壊だ。赤の広場、ロシア、モスクワ、あの旗がだんだん降りていく、そのシーンをニュースキャスターで伝えた。世界は大きく変わっている。その中で日本はいったいどうなるのか、そのことを私は伝える側から、ニュースプレゼンターから、ニュースメーカーになった。政治の動きがあまりに遅いから。外から批評をするより、中でプレーヤーとして直接携わろうと決めた」──総理大臣は靖国神社を参拝するべきか。
「その人の考えだと思う。国のために亡くなった方をウォーシップ(崇敬)するというのはどこの国でもやっている。問題は、そこに誰が眠っているのかということを論じる方々が多いこと。私はそこにあまり固執することはないのではないかと思う」
──自分が総理になった場合靖国参拝するか。
「控えると思う。(外交等)総合的に考えて」
──黒田日銀総裁に対する評価は。現在の金融政策は継続されたほうがいいか。
「異次元金融緩和をこれまで進めてこられた。残念ながらデフレは治癒していない。しかし、大きく方向性を変える必要はないと思う」
「国があまりにも国債を買い過ぎているという問題もあるが、私が希望の党の政策に盛り込んでいるのは、3つの矢の3番目の成長戦略があまりにも弱いということ。特区の活用などが総理のお友達の問題でスローダウンしている」
──日銀の今の方向性を支持するか。
「支持する」
──次の日銀総裁はどういう資格を持つべきか。
「今の延長の部分はあろうかと思う。あまり急激に変えるということは、株式市場にも影響を与えるのではないか」

(宮崎亜巳、Linda Sieg、Megumi Lim 編集:田巻一彦)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    アベノミクスの失敗は大企業が繁栄すれば、そのおこぼれが庶民に来るというトリクルダウン説。そのために日銀政策が変えられた。ユリノミクスもアベノミクスの継承にすぎないと白状したことになる。

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