0

米卸売在庫、8月は9カ月ぶり大幅プラス

2017年10月7日 01時03分 (2017年10月7日 05時50分 更新)
[ワシントン 6日 ロイター] - 米商務省が6日発表した8月の卸売在庫高は前月比0.9%増となり、速報値の1.0%増から小幅に下方改定されたものの、2016年11月以来、9カ月ぶりの大幅なプラスだった。
在庫投資が、ハリケーン「ハービー」と「イルマ」による経済への打撃をいくぶん和らげることを示唆した。
7月の数字は改定されず、0.6%増だった。
商務省当局者は、統計において8月にテキサス州を直撃したハービーの要因だけを切り離すことはできないとしながらも、調査先の企業からはハリケーンが「卸売統計にプラスとマイナスに影響した」との声があったとした。
国内総生産(GDP)算出に利用される自動車を除いた卸売在庫は0.8%増だった。在庫投資が第3・四半期GDPを押し上げる方向に働くことを示唆した。年率で3.1%増となった第2・四半期では在庫投資の寄与度は0.1%ポイント超だった。
在庫投資と民間の機器投資、貿易は第3・四半期に、ハリケーン「ハービー」と「イルマ」、「マリア」による影響を和らげるとみられる。ハリケーンは第3・四半期GDPを少なくとも0.6%ポイント押し下げると予想されている。第3・四半期GDPの予想最低値は、伸び率が1.8%増まで低下するとの見方だ。
企業は今年初め、軟調な個人消費を背景に慎重に在庫を管理していたが、足元で国内需要は増えており、在庫を増やしている。8月の自動車在庫は2.2%増だった。7月は0.4%増加していた。
同時に発表された8月の卸売売上高は、1.7%増と、16年12月以来の大幅なプラスだった。7月は横ばいだった。自動車が4.2%増。7月の0.7%減からプラスへ転じた。
8月の売り上げペースで在庫を使い切るのに必要な期間は1.28カ月。7月は1.29カ月だった。
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品