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神戸鋼、9製品で新たにデータ不正発覚 納入先は500社に拡大

2017年10月13日 19時11分 (2017年10月14日 00時10分 更新)
[東京 13日 ロイター] - 神戸製鋼所<5406.T>は13日、これまでに性能データ改ざんが発覚したアルミ・銅製品などに加え、グループ会社においてさらに銅合金管・モールドなどの9製品で検査データ書き換えなどの不正行為があった、と発表した。
アルミ・銅部門で不正が発覚した際には200社としていた納入先は、500社に拡大している。
13日に発表した9製品のうち5製品は、安全性を含む品質影響について技術的検証を進めている。一方、4製品については、一連の自主検査などの前に起きていた案件で、社内では把握していたという。ただ、すでに、顧客と共に製品の安全性に問題がないことを確認しており、対外公表はしていなかった。
あらたな不正案件が出る可能性について、川崎博也会長兼社長は会見で「経済産業省からも、これ以上の不正事案がないか早期に調査完了するように言われている。今、全事業部で調査中。アルミ・銅はほぼ終えており、鉄鋼、機械、電力で実施中だ」と述べた。
自らの進退については「現在の使命は、メーカーがやっている安全性の検証の最大限の支援と対策。まずはそれに全力を傾注したい。その後進退に関する議論はあるかもしれないが、その時考える」と述べた。
原因分析と対策は、今後1カ月以内にまとめる予定。
<リコール費用負担は腹積もり>
納入先企業からリコール費用の負担要請があった場合について、川崎社長は「具体的な金額の提示はないが、負担の腹積もりは当然している」と述べた。
対象となる部材の供給先は、明らかにしなかったが、国内自動車メーカー、航空・防衛産業、JRなどの鉄道会社に加え、独ダイムラー<DAIGn.DE>、欧州航空機大手エアバス<AIR.PA>、米航空機大手のボーイング<BA.N>など海外企業にも広がっている。
アルミ・銅製品はデータ改ざんを発表した際、対象となった製品の売り上げの4%としていたが、その後の事案を含めても「あまり数字は変わらない」とした。
同社は、自動車軽量化に向けた素材の開発・提供に注力してきた。今回は、アルミ・銅部門などがデータ改ざんを行っていたが、川崎社長は、これまでの戦略の方向性に変わりはないとした。
*内容を追加しました。

(清水律子 志田義寧)

コメント 7

  • 匿名さん 通報

    政治家は有権者を議席確保の手段としか見ず、大企業は顧客を金儲けの為の財布としか見ない。その結果が、モリカケや相次ぐ失言、スキャンダルであり、神鋼を含む一連の製造業での不祥事だろう。

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  • 匿名さん 通報

    不正で稼いだ儲けなんて、発覚すればその1000倍以上の額が簡単に吹っ飛ぶのに。鉄仲間の三菱がやらかしたことを”明日は我が身”と捉えていなかったんだね。

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  • 匿名さん 通報

    お前らは姑息な手段で利益を出したつもりだろうが一度でも事故や故障したら大惨事や莫大なな損失を招く企業に納めている自覚が足りないレベルで無く、詐欺師が他人が築いた暖簾で詐欺を働いたのと同じだ。

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  • ゲコッ!! 通報

    報告がまとまる月末までにあと何回、頭を下げるんだろうか。

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  • 匿名さん 通報

    日本製品の信頼を失墜させた 技術があっても材料が不正じゃ製品を疑われるのも仕方がない 日本の名を汚した神鋼は国と国民にどう謝罪するのか 経産省に頭を下げて終わりにするつもりか?

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