GACKT 豪華DJ陣によるリミックス・アルバム完成 「好きなようにやってくれ!」/インタビュー2

このエントリーをはてなブックマークに追加

撮影/平野タカシ

[その他の写真を見る]

本来はミュージシャンって大部をやって収入を得ることが中心だったにも関わらず、そこから外れて、「CDを作っていかに売るか」に特化してしまい、結果、次の世代のミュージシャンが育たない環境を生み出してしまった。

――構造的な問題だ、と。

GACKT:ミュージシャンの中には、DJやRemixerを「人の曲を繋ぎ合わせているだけじゃないのか?」と言う人もいる。でもボクは「そうかな?」と疑問に思う。たしかに、オリジナルではないかもしれないし、「どこからが自分の曲か?」という定義は難しいかもしれないけども、彼らは別にCDを売っているわけじゃないからね。そのDJが来ることによってクラブに人が集まるわけだから、そのこと自体は、アーティストの定義としては正しいと思う。音楽がCDを売るための単なるツールにされてしまった、ここ数年の腐った風潮がある一方で、いわゆるリミックスという形で音楽を使って人を集められる人たちが出てきているわけで。そこから考えると、集客力があるDJという立ち位置は、根本的な音楽の在り方への立ち返り、という意味においては非常に純粋な流れだよ。

――お客さんが生で音楽に触れる、体感する場を作っているわけですもんね。

GACKT:そう、実際にその場でお客さんが“音を使っている”わけだから。特典が欲しくてCDを何枚も一人で買って、CDを破棄する……それはミュージシャンとしての正しい在り方なのか?と問いたい。

関連キーワード

2015年6月30日 16時00分

注目の商品

このニュースへのコメント(フレンズちゃんねる)