T.M.Revolution （C）テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2016
■【テレビ朝日ドリームフェスティバル2016】ライブレポート
2016.10.22（SAT）at 国立代々木競技場 第一体育館
（※画像6点）
（C）テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2016
GLAYやback number、高橋優らが会場を熱くさせたドリフェス初日！
音楽イベント【テレビ朝日ドリームフェスティバル】が10月22日から24日の3日間、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された。6回目となる今年も豪華アーティストが出演。
まずは初日、22日の模様をお届けしよう。
初日のトップバッターとして登場したのはT.M.Revolution。「Inherit the Force」で派手にスタートし、オーディエンスを煽り、一気に会場を盛り上げていく。「HIGH PRESSURE」「WHITE BREATH」「HOT LIMIT」といった誰もが知っているヒット曲を次々と繰り出し、＜“代々木”を制する者だけが〜、“テレ朝”的にもオールオッケー！＞など、歌詞の一部を変えて聴かせるサービス精神旺盛なところも彼らしさが感じられた。
SCANDAL （C）テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2016
2組目はこの日の紅一点、SCANDAL。今年はアルバム『YELLOW』をリリースし、春に全国ツアーを行なった他、9月にはミラノ、ロンドン、パリなどを含むヨーロッパでのツアーも成功させ、バンドとして一回り成長した彼女たち。
久しぶりのイベント出演だったが、息の合った演奏で「太陽スキャンダラス」「夜明けの流星群」などを聴かせ、観客を魅了。偶然にも10月22日はメジャーデビュー記念日、「せっかくなのでデビュー曲をやろうと思います」とHARUNA（Vo&G）が言って「DOLL」も聴かせてくれた。来年には47都道府県を回るツアーも決定しており、今後のさらなる飛躍も期待できそうだ。
BLUE ENCOUNT （C）テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2016
次に登場したのは、本イベントに初出演となるBLUE ENCOUNT。「代々木、行けるか！」と1曲目の「Survivor」から全力のパフォーマンスで会場を熱くさせる。「決して高橋優さんではありません」と田邊駿一（Vo）が笑いを取りつつ、「こうやって無名のバンドが、ヒット曲も書いてないようなバンドがこのすげぇフェスに出られるってだけでまさに夢があると思います！」と感謝の気持ちを伝え、新曲の話題のドラマ主題歌「LAST HERO」など全6曲を汗をかきながら楽しそうに演奏していたのがとても印象的だった。
高橋優 （C）テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2016
4組目も初出演となるシンガーソングライターの高橋優。＜きっと世界の共通言語は英語じゃなく笑顔だと思う＞と、初期の代表曲「福笑い」から始まり、「太陽と花」「産まれた理由」などのメッセージ性の高いシリアスな楽曲で観客を引き込んでいく。途中、「すごい人たちの中に自分も混ぜてもらえたなと光栄なことなんですけど、中学校の時に初めてコピーバンドをやって、生まれて初めて人前で演奏したのがGLAYの『SOUL LOVE』なんです」と、GLAYと同じ日に出演できた喜びをMCで語った。そして後半は「泣ぐ子はいねが」では秋田弁でのコール＆レスポンスで一体感を作り上げ、ラストは「明日はきっといい日になる」でハッピーな気持ちにさせてくれた。
back number （C）テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2016
5組目は昨年に続いての出演となったback number。清水依与吏（Vo&G）が「代々木！」と客を煽り、「SISTER」でライブがスタート。
ちょっと早めの「クリスマスソング」、そして「新曲やります！」と11月16日発売の新曲「ハッピーエンド」をリリースに先駆けて披露した。MCで「僕らの曲はあんまり大げさな曲がないというか、範囲の狭い曲なので……。要は気になってる女の子が自分のことが好きかどうかっていうだけのことなので」と言っていた通り、それが彼らの楽曲の大きな魅力となっていて、ラストで歌った「高嶺の花子さん」はまさしくそれを象徴している曲だった。
GLAY （C）テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2016
そして初日のトリを飾ったのはGLAY。TERU（Vo）が「代々木、いくぞ！」と叫ぶと満員の会場から割れんばかりの歓声が!! 「YOU MAY DREAM」に始まり、最新シングル「DEATHTOPIA」収録の「デストピア」「超音速デスティニー」を繰り出すなど序盤からベテランの貫禄と余裕が感じられるハイクオリティなステージを展開。中盤では「俺はback number（の楽屋）にご挨拶しに行きましたよ。
来てくれるって言ってくれたけど『いや、行く』って言って、先輩ではありますけど行きました（笑）。そういうね、頑張ってる30代、20代の人たちに負けるつもりはさらさらないんで、今日も最高の曲と最高の音楽を」と大ヒット曲「BELOVED」「グロリアス」を演奏し、会場中が大合唱となった。さらに、先ほどの高橋優のMCを受け、彼を呼び込み「SOUL LOVE」をセッション！ その後も「彼女の“Modern…”」「誘惑」などを圧倒的なパフォーマンスでオーディエンスを熱狂させ、初日を締めくくった。
（取材・文／田中隆信）
≪セットリスト≫
●T.M.Revolution
1. Inherit the Force
2. LEVEL 4
3. HIGH PRESSURE
4. WHITE BREATH
5. HOT LIMIT
6. HEAT CAPACITY
7. HEART OF SWORD
●SCANDAL
1. 太陽スキャンダラス
2. 瞬間センチメンタル
3. 夜明けの流星群
4. 少女S
5. テイクミーアウト
6. 会わないつもりの、元気でね
7. DOLL
8. Image
●BLUE ENCOUNT
1. Survivor
2. LIVER
3. LAST HERO
4. DAY × DAY
5. もっと光を
6. はじまり
●高橋優
1. 福笑い
2. 太陽と花
3. 産まれた理由
4. 光の破片
5. 現実という名の怪物と戦う者たち
6. 泣ぐ子はいねが
7. 明日はきっといい日になる
●back number
1. SISTER
2. 黒い猫の歌
3. 花束
4. クリスマスソング
5. ハッピーエンド
6. 高嶺の花子さん
●GLAY
1. YOU MAY DREAM
2. デストピア
3. 千ノナイフガ胸ヲ刺ス
4. 超音速デスティニー
5. BELOVED
6. グロリアス
7. SOUL LOVE
8. 彼女はゾンビ
9. 彼女の“Modern…”
10. Supernova Express 2016
11 誘惑
≪番組情報≫
『テレビ朝日ドリームフェスティバル2016』
放送局：CSテレ朝チャンネル1
日程：2017年1月放送
詳細：http://www.tv-asahi.co.jp/ch/dreamfestival/
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