"ドン"と闘い続ける男が見たバーニング周防社長の素顔と掌握術【前編】

2009年6月10日 15時00分 (2009年6月16日 13時20分 更新)

本多氏と鹿砦社は周防氏(写真右)との
全面対決を打ち出している

 "芸能界のタブー"といわれるバーニングおよび周防郁雄社長に対して、歯に衣着せぬ批判を展開し続ける男・芸能ジャーナリストの本多圭。"親バーニング"一色の芸能マスコミの中にあって、これまでバーニングに訴えられること5回。暴力団関係者から、威圧されたこともあるという......それでもなぜ、この男はペンで闘い続けるのか。

――本多さんは、これまでバーニングプロダクションの周防郁雄社長の批判記事を書いては、同プロに何度も名誉毀損で告訴されているそうですね。

本多(以下、本) 周防と暴力団の黒い交際や、メディアコントロールの実態、周防の素顔などを書いて、これまでに5回、名誉毀損での損害賠償を求められて、告訴されてるよ。そのうち4回は向こうが取り下げたり、和解になったりして、判決確定までは行っていない。残りの1件は、現在も控訴審で係争中。周防サイドは「和解をしておきながら、また似たようなことを書くというのは確信犯だ」と言ってるらしいが、何度書いても、周防がその姿勢を改めないからだよ。

――周防社長との因縁の始まりは?

本 「週刊ポスト」(小学館)の記者になりたての頃だから、今から35~36年前かな。当時、バーニングに所属していた歌手の南沙織(現・篠山紀信夫人)の男性スキャンダルが発覚したんだけど、その取材にいった「週刊新潮」の記者が周防と揉み合って、メガネを壊されたという情報を得たんだ。その真偽を確かめにバーニングの事務所に行って、「周防さん、いますか?」と声をかけたら、事務所を掃除していた男がいきなり、モップを振り回してきた。そのモップ男が周防だったのを記憶している。

――そのときの怒りが、周防社長に批判の矛先を向けるきっかけになったと?

本 そんな個人的な問題じゃないよ。ひとつは、その頃、ある大手芸能プロのオーナーから「せっかく日本音楽事業者協会が警視庁と連携して、芸能界と暴力団との関係を断ち切ろうと努力して、清浄化しつつあるのに、周防が逆行させている」という嘆きの言葉を聞いたんだ。周防は、力を持つにつれ、暴力団との交際を深めていったんだよね。

――なぜ、周防社長は暴力団と付き合うんでしょうか?

本 好きなんじゃないの? 周防が芸能界に入った頃は、暴力団が芸能プロの経営や歌手の興業にかかわっていたりと、あちこちで接点があっただろうし、彼もそういう義理人情の世界が肌に合うんだろうね。ただ、子どもたちの憧れの対象で、社会の規範であるべき芸能界では、そうした付き合いは許されるべきではない。

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