お笑い芸人が礼儀に厳しいというのはよく知られている話だが、先日吉本興業所属の大物芸人が礼儀の件で若手芸人に厳しく指導したとの報道を受け、非吉本の若手芸人たちが楽屋で「挨拶」に関する会議を行っているという。
というのも1日でも早くデビューした人には、年齢が年下であろうと敬語を使ったり、挨拶をキッチリしないといけない吉本に対し、体育会系のオフィス北野など一部を除く他のお笑い事務所では、上下関係がそこまで厳しくないからだ。
逆に有吉弘行がテレビで「面識のない若手が楽屋にイチイチ挨拶に来るのが面倒臭い」と発言したこともあるように、非吉本の売れっ子芸人の中には「出番前ぐらいゆっくりさせてほしい」と、若手が挨拶に行くのを嫌がるケースもあるため、若手芸人たちは挨拶問題で悩まされているという。
「とりあえずの結論として、番組MCが吉本所属だった場合は面識がなくても挨拶をしに行く。それ以外の事務所の所属なら、楽屋ではなく廊下やスタジオの前室で会った時に挨拶をすればいい、という方向で決まりました。その暗黙のルールができたからか、先日吉本芸人がMCをする番組に出演したら、非吉本の若手芸人が挨拶をするために行列を作っていましたね」(若手芸人)
例え後輩のほうが稼いでいても、先輩が必ず奢らないといけない吉本に対し、非吉本の場合は「売れている(金を持っている)人が奢る。または割り勘が常識です」(前出の若手芸人)と根本的に考え方が違うそうだ。そのため事務所を移籍した場合など、ルールの違いに戸惑う人が後を絶たないという。


