仁科母娘のCMを見て思い出す、松方弘樹のパイプカットと隠された不倫劇

2011年4月18日 08時00分 (2011年4月27日 07時49分 更新)
<芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、芸能界の裏側に横たわるオトコとオンナの深い業を掘り起こします。>

 東映の大スターだった松方弘樹が、東日本大震災後、連日放送されていた元妻の仁科亜季子と長女で女優の仁科仁美のACジャパンのCMを見て、嘆いていたという。松方と親しい友人によると、こうこぼしていたそうだ。

「被災地や原発による放射能漏れの情報を知りたくても、テレビを見たくても、元女房と娘がいつも出てるんで、自分が責められているような感覚になり、見られない」

 これを聞いて、筆者は松方に同情した。というのも、松方と仁科の離婚については、世間からは松方に一方的な非があるように見られているが、実は仁科の不倫問題も関係していたことを、筆者は後になって知ったからだ。

 仁科母娘が出演するCMが、その露出量の多さにより、視聴者から「しつこい」「震災時の内容にふさわしくない」などのクレームがテレビ局やACジャパン、そして仁科サイドへも殺到したというのは報じられた通り。これにより、良くも悪くも、女優としては無名に近かった仁美の知名度が上がったのは確かだ。父親の松方としては、仁美の名前や顔が売れることはうれしいだろうが、見る人によっては「松方は、がんで苦しんだ女房や子どもも捨てて、ほかの女に走ったひどい男だ」ということを思い起こしてしまうかもしれず、それゆえ複雑な心境だろう。

 1996年に松方より30歳年下で、当時、女優だった山本万里子さんとの不倫が発覚。芸能リポーターである故・梨元勝さんと前田忠明さんが双方に付いたことで、各局のワイドショーを巻き込んでの不倫騒動に発展した。松方はそれまでにも、歌手の千葉マリアとの間に"隠し子"が発覚。女癖の悪さは天下一品でパイプカットまでした、DV癖があるなどと松方はバッシングされ、仁科は悲劇の妻となり、二人は98年に離婚した。

 だが、そんな仁科も、松方を前妻から略奪して結婚した身。因果応報、同じ運命をたどるんだなと当時は思っていたが、その後しばらくして、「実は仁科も不倫していた。それも離婚の一因」という真相を松方と親しい友人から聞いてショックを受けた。仁科の不倫相手とは、暴力団関係者だったから、なおさらだ。その人物は京都撮影所に影響力を持つ人間で、松方が宗教関係の映画を自主制作した時に発生した金銭トラブルにも絡んでいた。さらに、離婚騒動では仁科の相談相手になっていた。

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