日テレ直撃取材「上原美優にボカシ処理」問題! テレビ局の行き過ぎた自主規制!!

2011年5月17日 08時00分
 12日未明に都内の自宅で首をつって亡くなったタレントの上原美優。あまりにも突然だった悲劇は、テレビにおける自主規制という問題を浮かび上がらせた。

 事の発端は、彼女の死の翌日に放送された『金曜スーパープライム 世界☆ドリームワーク』(日本テレビ系)。上原の出演していた同番組の放送だったが、局は彼女の出演VTRをカットし、ひな檀にいる彼女の顔にモザイクをかけた。そして、この処置について多くの視聴者から寄せられたのが「なぜ?」「べつに犯罪を犯したわけでもないのに」「遺族だって彼女を姿を見たいはずだ」などという声だった。ネットユーザーを中心に上がったこの声の中には、臭いものにはとりあえずフタをする、というテレビの隠ぺい体質を非難するものが多かった。芸能界事情に詳しいライターは今回の騒動についてこんなことを言う。

「テレビ番組というのは、編集次第でどうにでもなってしまうものです。例えば、これは有名な話ですが、ダウンタウンナインティナインが共演した番組で、岡村さんのギャグの後に松本さんが笑っている映像が差し込まれ、あたかも岡村さんのギャグに笑う松本さんという場面が流されたことがありました。当然、テレビを見ている人は、"松本が岡村のギャグで笑っている"と思うわけですよね。でも、この放送を目にした松本さんは、後日自分のラジオ番組で"1つも笑ってない"と語っています。つまり、テレビというのは、否応なく直接視聴者に届いてしまうんです。だから誠実じゃなければならない。確かにヤラセと演出の線引きは難しいですが、せめて視聴者の無意識に残る印象の部分でのウソは排除すべきです。自主規制というのも、編集作業などと同じで、制作側が自らの判断で行うものですから、そこに不誠実な意図が加わってはいけない。だから規制するには、それなりの覚悟がいるわけです。ただ、問題は何でもかんでも規制すればいいってことではないということです。今回の上原さんの件も、局とすれば、とりあえずモザイクかけとけばいいだろうってことで規制したはずです。その安易さこそが問題なのではないでしょうか。もっときっちり検討し、ご遺族の意向も確認して放送するべきだったのではないでしょうか」(芸能ライター)

 確かに、このライターの言うように、遺族への配慮がモザイク処理の理由ならば、間違った対応だったような気がしてならない。配慮というなら、彼女の出演番組について遺族に連絡し、放送の是非を問うか、残念ながら最後になってしまったが彼女の活躍を見てくださいと言うのが筋ではないだろうか。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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