NHK上層部の安易な発想に現場スタッフは大混乱に陥っていた。
視聴率がいま一つ伸び悩み気味のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』を何とか盛り上げようと人気子役の芦田愛菜(7)を再登板させることを発表した。
第一回放映では茶々(宮沢りえ)の幼少時代を演じた芦田が、今度は徳川家の未来を占う千姫として登場するのだ。
「NHKはデジタル本放送の前に、なんとか『江〜』の視聴率を底上げしたい。来年度の制作費の予算にかかわってきますからね。そのために出来ることだったら何でもする方針なんです」(事情通)
ところが、芦田の再登板に一人、苛立ちを隠せないのが主演の上野樹里(25)。「プライドを傷付けられた」とスタッフに当たり散らしているらしいのだ。
「現場スタッフは芦田の再起用を言いはじめた上層部に断固、反対してきた。千姫の母親でもある江を演じる上野が、不機嫌になるのはスタッフなら誰でもわかっていたこと。しかも、上野は大の子役嫌い。今回も周囲の反対を押し切り自分の幼少時代を子役を使わずに自ら演じきってしまった。芦田の起用に現場の緊張感は最高潮に達している」(ドラマ関係者)
そもそも、上野は芸能界でも一筋縄では行かぬ“ムズカしい人”としてもその名を轟かせてきた女優。既に今回の収録でもスタッフや共演者と様々な軋轢を起こしてきたのだ。
「震災時にOAが飛んだ時にプロデューサーに食ってかかったのはまだいい。地震速報テロップが自分の顔に被っていたとクレームを付けたこともあった。スタジオ収録時には、節電だと言って電気を消して歩くんです。それが度を越している事が多々ある。一番、困ったのは自分の台詞を全て現代語にアレンジすること。ディレクターがNGを出すと演技論に話がすり変わるんです」(関係者)
そこへ持ち込まれた新た火種にスタッフは戦々恐々。いまのところ大きなトラブルには発展していないが、
「既に上野は天然か意図的かわかりませんが、芦田を“戸田”と呼んでいた。また、台詞の掛け合いの呼吸が合わないと個人レッスンも施している。凄いのは上野のダメ出しに芦田は泣き言一つ言わず全て完璧にこなしていること」(事情通)
芦田のクランクアップは8月。現場スタッフの熱い夏はまだまだ続く。


