デビュー以来、清純派のイメージで売ってきた女優・仲間由紀恵。事務所側のガードも堅く、これまで2度出た熱愛報道についてもマスコミに対して強硬な態度を取ってきた。

「2006年9月にNHK大河ドラマ『功名が辻』で共演した上川隆也との熱愛を一部スポーツ紙で報じられました。上川といえば"共演者キラー"として有名なだけに、仲間も例に漏れず口説かれたようだが、所属事務所は即座に熱愛を否定。同事務所の社長は温厚な人物として知られているが、このときには記事を書いた記者を事務所に呼びつけて激怒したそうです」(スポーツ紙デスク)

 結果、上川との熱愛報道は収束したが、事務所にとって計算外だったのが、09年11月に報じられた13歳年上の脇役俳優・田中哲司との"熱愛"だった。

「仲間の主演ドラマ『アンタッチャブル~事件記者・鳴海遼子~』(テレビ朝日系)で共演していた田中との関係について報じられると、事務所は『仲のいい友人のひとり』というコメントを発表。上川のときとは違い、仲間と田中が真剣交際だったために、そう説明するしかなかったんです」(同デスク)

 "看板女優"の仲間に手を出された事務所の怒りは相当のもので、水面下で田中と仲間を破局させようと、さまざまな工作が行われたという。

「交際報道直後に『アンタッチャブル』で田中が演じていた役が突然の不審死。

田中の出番がなくなってしまったが、これは仲間の事務所が台本を書き換えさせたといわれている。その後、写真週刊誌に田中を張り込ませて、田中が複数の女性と遊んでいるところを撮らせたそうです。事務所としては、これで仲間が田中に愛想を尽かせてくれれば、という算段だったようですが、結局、田中が謝って破局には至らなかったんです」(週刊誌記者)

 それどころか、昨年10月には写真誌が仲間のマンションを訪れる田中の姿や、仲間が近所のスーパーで2人分の食材を買い込む姿などを激写。順調交際が続いていることが明らかになってしまった。

「これまでも事務所は仲間に『別れろ』と迫り、田中の事務所にもそれとなく"圧力"をかけ続けていたようですが、ようやく仲間が事務所の説得に応じ、破局に至ったそうです」(同関係者)

 この仲間の心変わりの背景には、自身の人気凋落に対する危機感があったようだ。

「人気シリーズ『ごくせん』(日本テレビ系)『TRICK』(テレビ朝日系)のコミカルな役は当たり役でしたが、そのイメージからなかなか脱却できずに悩んでいたようです。

悪女役に挑んだ今年1月の主演ドラマ『美しい隣人』(フジテレビ系)が平均視聴率13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と物足りない数字だった上、CMや映画のオファーも激減。キムタク主演の『南極大陸』(TBS系)では、ほとんど出番がない役でキャスティングされてしまった。以前の仲間だったら絶対に受けない仕事ですよ」(テレビ関係者)

 波紋を呼んだ熱愛に終止符を打った仲間。12月にはまたしても悪女役となる主演ドラマ『悪女たちのメス』(フジテレビ系)が放送予定だが、女優としての新境地を見せることができるだろうか。


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