「ミッキーの頭」切断した日本のゲーム作者 ディズニーから600万円損害賠償請求?

2012年1月29日 19時40分 (2012年1月30日 19時46分 更新)

   ミッキーマウスに非常によく似たキャラクターの頭が吹っ飛ぶ、というシーンを描いた日本のゲームがディズニー側の怒りを買ってしまったようだ。

   ゲームの公式サイトはすでに閉鎖され、詳しい理由は明らかにされていない。要求の中身や経緯などもはっきりしないが、ゲーム作者は、ディズニー側がゲームの開発中止と賠償金600万円を、制作した同人サークルに要求した、と明かしている。

公式サイトを無期限で停止

   問題となったゲームは、同人サークル「AmoRico」が作った「ハナコ」というフリーソフト。そのなかで、「かいしんの一撃! 黒ネズミの頭を叩き潰した」という文言と一緒に、胴体と首が切断された「黒ネズミ」の姿が描かれている。

   「黒ネズミ」は、敵として登場するキャラクターだが、どう見ても「ミッキーマウス」そのもので、名前を変えただけとしか思えない。また、今は削除されているが、「とれた首から、中に入っていた人の顔が出てくる」シーンも描かれていた、という話もネットでは流れていて、本当であれば、ディズニー側の「怒り」をかったのも無理はないとも言える。

   「ハナコ」の公式サイトには、「込み入った事情があり、しばらくの間サイトの閉鎖と、ゲーム開発の停止を余儀なくされました。今日、2012年1月26日より、電子小説『ハナコ』公式サイトを無期限で停止いたします」という告知文が掲載されており、何らかの「問題」が発生したことは確かなようだ。

   ディズニーが、著作権に厳しいことはあまりにも有名だ。

   ネットでも、

「まさか訴えられないと思って公開したのかこれ」
「ディズニーだけは怒らせてはいけない。これは同人界の常識」

など、「自業自得」とういう声が多数上がっているが、当の制作者はどういう認識だったのか。

   サイト閉鎖までに至る、制作者「コトハ」さんの心境が、ツイッターでつづられている。

「向こうは何を言っても批判を繰り返してきます」「最近ミッキーに関して質問を頂くのですが、ディズニーはパロディーにそもそも優しい会社だと思うのです。海外では普通にファンアートが見かけられますし、著作権が切れた日本では尚更問題ないと思っています」(1月22日)

   ディズニーの著作権の期限については諸説があるようだが、日本では、映画「蒸気船ウイリー」をミッキーマウスの初出と考えた場合、1989年に切れているという見方もある。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

  • このページをYahoo!bookmarksに登録する
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • シェアする
  • Check

関連するエキサイトニュースの記事

注目の商品

携帯電話でニュースをチェック!
携帯ポータルサイト「エキサイトモバイル」