「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音との不倫騒動で休業していたベッキーの本格復帰が難航している。

 5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)への出演後、番組スポンサーやTBSに1,000件以上の抗議が殺到。

また、この抜け駆け出演に、他局が激怒しているという話もある。

 さらに、今年は有名人の不倫スキャンダルが頻発。そのたびにベッキーが引き合いに出されることで、世間に「不倫=ベッキー」の印象が強まっているのも復帰がままならない要因のようだ。

 先日は、40代の一般女性との不倫を報じられた三遊亭円楽が会見。朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)では笠井信輔アナが、「本日、会見するそうです。ベッキーさん、ファンキー加藤さんとは違ったトーンの会見になるのでは」とコメント。
これを見ていたサンミュージック関係者は「いちいちベッキーの名前を出すな。迷惑だ」と激怒し、各局に不倫ゴシップの際はベッキーの名前を出さないよう、半ば恫喝を始めたという。

「事務所が強気に出始めたのは、ベッキーが復帰に向けて“腹をくくった”から」と語るのは、業界関係者だ。

「ベッキーは不倫を謝罪しつつも、優等生キャラを維持。『金スマ』でも清純派を気取ったままでした。ところが、視聴者のクレームが止まらない状況から、事務所も本人も以前のような好感度の高さを維持することは不可能と判断。
今後は下ネタを解禁して、“ヨゴレ”も辞さない、ぶっちゃけキャラにイメチェンすることに決めたようです。そのため、これまでプライドが許さず出演オファーを固辞していた『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)へ出演する方向で話が進んでいます。さらに、『金スマ』にも再出演し、前回話せなかった生々しい話を披露するプランもある」(同)

 確かにここまできたら、開き直ったほうがベッキー、番組、視聴者いずれにもメリットがありそうなだけに、「エロベッキー化」こそ、完全復帰への最短ロードかもしれない。