「ももち」の愛称で親しまれ、バラエティ番組などでも人気のアイドル・嗣永桃子(24)。かつて所属していたBerryz工房は活動停止中だが、現在はカントリー・ガールズのプレイングマネージャーとして活躍し、10歳近く離れたメンバーを率いながら可愛らしい魅力を発揮している。



 そんな嗣永が22日、グループの公式ブログに「セクシーももち」と題した画像をアップしてファンを喜ばせた。といっても、ビキニショットや露出度の高いドレス姿などの刺激的な写真ではない。首元から足先まできっちりガードされた登山着姿で、バックパックに寄り添いながら地面に寝そべっている1枚だ。

 嗣永はこのところブログの更新が滞っていたことから、「お詫び」としてこの写真を投稿。彼女のユーモアを感じさせる画像には、多くのファンから「ももちらしい」「普通に可愛い」「癒されるわ~」などと好評を博している。さらに、「嗣永桃子の最新セクシーショット」として一般のネットユーザーにも広まり、さまざまなまとめ系サイトで取り上げられている状況だ。


 嗣永といえば、02年の『ハロー!プロジェクト・キッズオーディション』に合格し、キッズユニット・ZYX(ジックス)の一員としてアイドルの道を歩み始め、当時から可愛らしいルックスとキャラクターでファンを虜にしてきた。そのZYXが発展するカタチで結成されたBerryz工房に参加した彼女は、10年ころからバラエティ番組に顔を出し始めて全国区の人気者に成長したが、ここでも際立っていたのが「許してニャン♪」という決めゼリフでお馴染みのキュートな"ももち"だった。

 最近のアイドルには、20歳を過ぎたあたりからアダルトな魅力を見せ始める人もいるが、嗣永は路線変更の気配すら感じさせず、人気を保っている。ファンの中には、「もう少しセクシーな魅力を出してほしい」と考える人もいるようだが、可愛らしいキャラクターは好評だ。

 そんなポジティブなイメージが定着しているからか、かつて嗣永には致命傷になりかねないキスプリ流出疑惑があったが、ほぼノーダメージだったと言われている。そもそも単なる間違いや嫌がらせの可能性もあるが、アイドルの異性関係となればファンは黙っていない。
嗣永も例にもれず、画像が出回った際にはネットを騒がせた。だが熱烈なファンからは、「ももちなワケがない」「たとえももちだとしても過去の話であれば問題ない」といった擁護メッセージが殺到。明確な証拠もなかったため、すぐさま沈静化することになった。それも彼女の天真爛漫でピュアなキャラクターの影響だったのかもしれない。

「さまざまなアイドルが活躍する今の芸能界では、キャラ作りがとても重要になっている。しかし、あまりにも突飛だったり過激すぎたりしては、一時期注目を集めることはあっても、人気を継続させることは難しい。
嗣永さんのように、長年にわたって同じキャラで支持され続ける人は珍しいと思います。

 嗣永さんは『キャラじゃない』と主張していますが、先日放送された『あるある議事堂』(テレビ朝日系)で、元Berryz工房の夏焼雅さん(なつやき・みやび/24)が『(嗣永さんは)事務所のスタッフと一緒にキャラを作ってた』と暴露していたので、しっかり考えたのでしょう。この事実が発覚しても、ファンからは好意的な意見が上がっていますので、それだけ完璧なキャラ作りと言えそうです」(ネットライター)

 10代のころから変わらぬ姿で、ファンからは「永遠のアイドル」とも呼ばれる嗣永。ファンに愛される彼女は、まだまだアイドルとして人気を高めそうだ。
(文=愉快)