GENKINGが「お気に入り」とInstagramで公開したコート姿にリアルファー(本物の毛皮)ではないかと批判が殺到している。海外ではハリウッドセレブが毛皮のコートを着て動物愛護団体から非難を浴びるなど、リアルファーのファッションは大きな岐路にある。
日本でも毛皮を着ないと宣言する有名人は多い。そんななか公開されたこのGENKINGのコート姿。これまでGENKINGを応援してきたファンからも「ゲンキングさん大好きです。いつも応援してます。でももしそのコートにたっぷり使われているファーが、リアルファーならとても悲しいです」など、批判の声が多くあがっている。

11月29日、GENKINGが『GENKING _genking_ Instagram』にて「このコートお気に入り過ぎて色違い3着目」とふわふわのフードがついたコートを披露した。
深キョンかと思った! 笑」や「ファー可愛い」など好意的な感想もあるが、その一方で「リアルファーは生きたまま皮を接がされている事を知っていますか? どんなに痛いか想像出来ますよね」といった“リアルファー”への指摘が殺到している。

毛皮のコートには獣からはいだ本物の毛皮(リアルファー)と毛皮に似せた人工皮革(フェイクファー)から作ったものがある。今回のGENKINGのコートに対しては、動物愛護の視点からリアルファーの使用に反対する人が「リアルファーは流行らせないで下さい。アルマーニも毛皮廃止宣言しました。痛ましい動物を増やさないで」「動物が皮を剥がされる映像を見たことがありますか? 見たらとてもじゃないけど身につけることができません」「genkingさんぐらい影響力ある方からリアルファーの発信がなくなったらウレシいです…」「お洒落の為だけに沢山の動物の命が奪われているのを知って下さい」と声をあげている状態だ。

アメリカの“お嬢様セレブ”キム・カーダシアンは豪華な毛皮のジャケットを着て出かけるなど「毛皮大好き」をアピールして、2011年には動物の倫理的扱いを求め活動を続ける団体「PETA」から糾弾された。
一方でアンジェリーナ・ジョリーやペネロペ・クルス、アリアナ・グランデなどリアルファーの着用・毛皮反対を公言するセレブも多い。日本でも杉本彩滝川クリステルをはじめEXILE・ATSUSHI、ローラ、益若つばさベッキー、SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)、錦戸亮関ジャニ∞)など毛皮反対を主張する著名人が増えている。

出典:https://www.instagram.com/_genking_
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉