女常盤貴子が(44)が5日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、混浴温泉に全裸で入ったことをサラッと明かして話題になっている、

 それは、温泉が大好きだという常盤が、アメリカのオレゴン州を旅行していたときのこと。現地の人に温泉があると聞いた彼女は、すぐさま行くことを決めた。

しかし、道を尋ねると「あそこは全部裸にならないといけないから、あなたたちは行かない方がいい」と言われたという。

 ところが常盤は、「基本、混浴は全然平気」と返事。日本では温泉が各地に湧いていると続け、「私たちは(裸になって温泉に入るので)文化的に大丈夫だから教えて」と温泉に向かった。温泉に到着した彼女は当然のように服を脱ぎ、さっそく湯船へ。そこには高齢の男性が大勢いて、常盤が入ると彼らが一斉にざわつき始めたそうだ。

 まったりとくつろいでいた男性たちは、「こっち来い! こっち来い!」と大騒ぎ。
そのときの様子を常盤は、「じゃあ、次はそっちの段へ行くね! みたいに順々に行って」とあっけらかんと話した。ちなみにこの温泉は、段違いの湯船が点在しているカタチの施設だったという。

 司会の黒柳徹子(83)に、「あなたみたいなきれいな方が裸で入ってきたら、おじさんたちみんな喜ぶでしょ」と聞かれた常盤は、「やんややんやで大騒ぎ。おじいさまだったし『基本大丈夫だろ』と思って。こっちも大丈夫だし、そっちも大丈夫だろと。すごく楽しかった」と笑顔で話すのだった。


 外国でのエピソードとはいえ、有名女優の混浴OK発言にはネット上の視聴者も「マジか!」「常盤貴子、大胆すぎ!」「こんな美女が風呂に入って来たらビビる」などと驚いた様子。彼女と混浴した男性を羨ましがる人も多く、Twitterなどには、「あのおっぱいを生で見られるなんて!」といった興奮の声も。熱烈なファンが「あの」と表現したのは、常盤が1993年の連続ドラマ『悪魔のKISS』(フジテレビ系)で見せた上半身裸のシーンと思われる。

 今でこそ大女優の風格漂う常盤だが、華やかな芸能人生を歩んできたわけではない。王道といえるスカウトやオーディションでデビューしたのではなく、自ら芸能事務所の門を叩き、必死に売り込んで芸能界への切符をつかんだ逸話を持つ。ようやく芸能活動をスタートさせたものの、最初のうちは路上ライブの司会やドラマの脇役といった地味な仕事が続いたそうだ。


 どこにでもいる新人女優のひとりだった常盤にとって、大きな転機となった作品が『悪魔のKISS』。主演クラスで抜擢された彼女が演じた役は、カード地獄に陥った末、風俗嬢に身を落とす女子大生だ。この中で彼女は、ヘルス嬢として客にサービスをするシーンで上半身をあらわにしたのだった。

 見事な女優魂を見せつけた常盤は、その後さまざまな作品に出演し、いつしか「連ドラの女王」と呼ばれるまでに成長した。そうなると、『悪魔のKISS』の衝撃シーンはファン垂涎のお宝映像に。今回の混浴トークを聞いたファンがドラマを思い出したのも、それだけ絶大なインパクトがあったからだろう。


 現在、常盤は石坂浩二(75)が主演を務める『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)に出演中。この作品は、テレビ業界で活躍した人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、入居者である往年の大スターや名プロデューサーたちが直面するさまざまな問題をユーモラスに描く帯ドラマだ。

 常盤は「やすらぎの郷」のコンシェルジュで、施設の実質的な責任者を演じる。まだスタートしたばかりで出番は少ないものの、メーンキャストのひとりである彼女は今後出番を増やすはずだ。「やすらぎの郷」は豪華な設備と行き届いたサービスをウリにする高級老人ホームという設定のため、温泉なども完備しているのかもしれない。常盤の入浴シーンなどが挿入されることになれば、大きな反響を呼びそうだが...。