0

現役感漂う風吹ジュン “奇跡の65歳”のナチュラルな色気

2017年5月20日 09時26分 (2017年5月21日 09時00分 更新)

老いた姿をさらけ出す女優魂も(C)日刊ゲンダイ

[拡大写真]

 今月12日の誕生日に緑寿を迎えた女優、風吹ジュンが女盛りを迎えている。ドラマに映画に、その存在感をいかんなく発揮しているのだ。

 今期ドラマの中で話題を独占している「やすらぎの郷」(平日12時半~、テレビ朝日系)では、石坂浩二(75)演じる主人公の妻役として出演。物語の要を担い、遺影写真としてもたびたび登場する20代の若かりし頃のグラビア写真がこれまた秀逸だ。

 車の上にビキニ姿で横たわり、カメラ目線でアンニュイな表情を見せるワンショット。視聴者の目をくぎ付けにするその写真は、70~90年代に人気を博した男性誌「GORO」(小学館)に掲載されたグラビアカットで、「倉本聰先生の記憶をもとに制作陣が探してきた一枚。いわば、先生ご推奨の若かりし風吹さんの一枚です」(テレ朝制作担当者)。

 年を取り、老いた姿も活写している。18日の放送回では、中年となった風吹が真正面から顔を窓ガラスに押し付け、鼻も頬も潰れた状態で「私ってキレイ?」と夫に問いただす怪演ぶりを披露していた。

 コラムニストの桧山珠美氏はこう言う。

「芸歴40年超の女優に、これまで培ってきたキャリアを一瞬で捨てさせるような演技を求める倉本聰作品。それに見事に応える風吹ジュンの女優魂には感服しました。今回の役どころは浅丘ルリ子加賀まりこ野際陽子八千草薫といったそうそうたる女優陣が顔を揃える中、唯一、思い出の中に生きている役柄。すでに亡くなった特別な立ち位置に加え、芸能界きってのモテ男(藤竜也)からいまだに特別視される女冥利に尽きる役どころでもある。
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品