幸福の科学に出家し、所属していたレプロエンタテインメントとの契約を終了させた清水富美加が23日、芸能事務所・ARI(アリ)プロダクションに所属したことがわかった。

 大川隆法総裁が会長を務めるARIプロダクションは、23日に開設された新会社。

教団製作映画を手掛けてきたプロデューサー・松本弘司氏が社長に就任し、大川総裁の次女・大川愛理沙氏が企画担当アドバイザー兼コーディネーターを務める。

 清水は法名の“千眼美子”として所属。公式サイトには、清水を含めて10人の所属者のプロフィールが掲載されている。

 またこの日、産経新聞が騒動後初となる清水のロングインタビューを掲載。以前に比べ、ふっくらとした印象の清水だが、今後について「映画の製作にも携わりながら、出演もどんどんしていく方向です。具体的にはすでに6本の企画があり、いずれにも出演する予定です」と語っている。


「結局のところ、ただの芸能事務所の移籍騒動だったという印象。プロフィールには、出家の引き金となった出演映画『東京喰種トーキョーグール』や『暗黒女子』(ともに2017年公開)の記載が不自然に抜けており、なかったことにしたい様子が窺える」(芸能記者)

 20日に公開された教団製作映画『君のまなざし』は、全国週末興行成績ランキング(興行通信社)で6位にランクイン。公開館数は177館と決して多くないが、初登場7位のアカデミー賞受賞映画『メッセージ』や、EXILE・HIROがエグゼクティブプロデューサーを務める『たたら侍』をも上回る結果となっている。

「今後は教団の客寄せパンダとして働く清水ですが、清水も騒動について語ることを嫌がっていない様子。教団や、来月発売される大川総裁と清水の対談本の宣伝のためにも、オファーがあれば積極的に出て行くつもりでは? また、いまだに“能年玲奈つぶし”を続けているレプロですが、清水に関しては手を回すようなことはしないでしょう。天下のレプロから売れっ子女優を見事にかっさらった同教団ですから、マスコミを戦略的に使ってフリーパブリシティを展開しそう」(同)

 すでに出演映画の企画が進んでいることを明かした清水。
公開時には大きな話題を呼びそうだ。