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天才テリー伊藤対談「大地康雄」(4)大地さんみたいな俳優、いないよね

2017年10月6日 17時57分 (2017年10月11日 10時00分 更新)

テリー その後、映画「マルサの女」で、大地さんは一気にブレイクしますね。伊丹十三監督との出会いは、どういうことから?

大地 それがまた不思議な話で、映画の神様が引き合わせてくれたようなところがあります。私が演じた伊集院という役は最初、別の有名な役者さんで決まっていたんですが、その方がクランクイン直前に降りてしまったので、急遽、別の役者を探すことになったんです。

テリー あれ、さっきの話に似ているような(笑)。

大地 で、監督が「誰かいい役者、いないか」とテレビをつけた時、たまたま「深川──」が映ったらしいんですよ。あのドラマは好評だったので、その頃、年に1回くらい再放送をやっていたんです。で、「こいつ誰だ、すぐ呼べ!」ということになったらしくて。

テリー またしても急遽の参加だったんですか。

大地 おかげで「ピンチヒッター役者」なんて、よく言われます(笑)。

テリー そこで卑下されることはないですよ。大地さんは、しっかりホームランを打っているんだから。ところで、伊丹さんって、どういう方でしたか? 僕は高校時代から、伊丹さんをファッションリーダーとして注目していたんですけど。

大地 本当に多才でしたね。ご自身も俳優をやっていらしたから、現場で俳優さんを絶対に緊張させないです。「楽に、リラックスして、いつでもいいですよ」という感じで、状況を見ながら、声も張らずに「よーい、スタート」。現場でどなる監督さんが多いですけれど、伊丹さんは全然そんなことはありませんでした。

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