6月に現役を引退後、タレントとして活動するひふみんこと、棋士の加藤一二三九段に仕事の依頼が殺到しており、ドタキャン騒動を巻き起こしていることを、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。

 同誌によると、ひふみんは外山滋比古氏の著書「知的な老い方」(大和書房)の文庫版の帯の文章を引き受けていたが、締め切りを過ぎてもまったく音沙汰がなし。

連絡をしてもつかまらず、最近になってようやく加藤の娘から連絡があったという。

 先月28日には、都内でミステリー作家の柚月裕子氏とのトークイベントが行われたが3日前までまったく連絡がつかず。担当者が別の日に行われたひふみんの講演会の会場に張り込んで本人を捕まえ、念押しして事なきを得たというのだ。

 ひふみんは無邪気で天真爛漫。そのため、周囲にまったく気を使わず、名人戦などの棋戦スポンサーである大手新聞のインタビューを当日キャンセルしてしまうこともあるというのだ。

 「大手芸能プロに所属しているため、テレビの仕事のトラブルはあまり聞こえてこない。
しかし、将棋関係の仕事はいまだに娘さんが窓口のようで、たびたび『文春』が報じたようなトラブルが起こってしまうようだ。それでも、関係者はひふみんの性格を分かっているので『まあ、仕方ない』とあきらめてしまう」(将棋担当記者)

 ひふみんは5日、フジテレビ系バラエティー番組「アウトデラックス」に出演。前回の放送に続き、「ひふみんの人生でやりたい5つのことをかなえるバスツアー」という企画で、「パンダとゾウに会いたい」と上野動物園を訪れた。

 ひふみんは、「動物の中で、見て癒やされるのはパンダだと思います」と嬉しそう。先日、「シャンシャン」に名前が決まった赤ちゃんパンダの名前に「ハナチャン」で応募していたことを明かした。

 愛すべきキャラだけに、テレビからの“引き”はまだまだありそうだ。