[小太郎ベスト#15]ほのぼの恐いヘンゼルとグレーテルのゲーム(無料)

2009年10月31日 20時00分 (2009年11月2日 12時57分 更新)

 
ずいぶん昔に「本当は怖いグリム童話」って本、流行りましたよね?
確かにグリム童話には残酷だったり、恐ろしかったり、子供には刺激的な部分が多分に含まれているけれど、それもまた魅力の一つという考え方もできるわけで。

そうした怖い部分まで含めた魅力をしっかり詰め込んであるのが、今回紹介する「Gretel and Hansel」という、その名の通り「ヘンゼルとグレーテル」を題材としたゲーム。見た目はほのぼの、なのに残酷。だがそれがいい!
 

 
Gretel and Hansel」は、童話「ヘンゼルとグレーテル」の序盤をテーマにしたゲーム。貧しい生活に苦しむ両親が、自分たち兄妹を森へ置き去りにするという話を盗み聞きしたグレーテルは、ぼんやりしていて頼りない兄を尻目に、森から家まで帰るための目印となる輝く石を拾い集める事を決意する。

ゲームの操作キャラクターは妹のグレーテルで、WSADキーで移動し、ベッド脇に立てかけてあるパチンコを手に入れたら左クリックで使用する。部屋の中や、家の周辺などをくまなく調べ、光り輝く小石を10個集めるのがゲームの目的。だけど、巨大な蜘蛛の巣の真ん中にあったり、蜂の巣の中にあったりと、石は危険な場所に置かれている事も多い。様々なアイテムを駆使して危険を排除しつつ、小石を10個集めれば両親に連れられて森へ移動する、アクションパートへと移行する。

ゲームの背景やキャラクターは、それこそ絵本のようなほのぼのとしたイメージで描かれている。しかし、そのイメージとは裏腹に、危険を回避できなかった場合のゲームオーバーシーンはかなり残酷だ。様々な要因によってヘンゼルが、グレーテルが、不遇の死を迎えてしまうシーンがしっかりと描写されていて、まさしく「本当は怖いグリム童話」といった形。さらに、全部で10種類用意されたゲームオーバーは、ゲームクリア時にどれだけコンプリートできたかが表示される。つまり、全種類のゲームオーバーを目撃する事もまた、このゲームの目的となっているのだ。このブラックさが実にいい!

アイテムを使用できたり、何らかのアクションを起こせる場所では吹き出しが表示されるし、パチンコの玉も無制限なので、手当たり次第に撃ってみれば何らかの反応が得られる事も多い。また、ゲームオーバーになってしまってもゲームそのものは直前から再開できるので、全体的に難易度は低め。大人向けの絵本風ゲームとしてオススメするぞ!

 
ヘンゼルとグレーテルのクリックアドベンチャー Gretel and Hansel[小太郎ブログ]

(小太郎)

 

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