ゲームに限らず、デジタルデータ制作の仕事をしている人なら誰しも恐怖するニュースです。
2011年10月28日、つまり今週の金曜日に発売を予定していた18禁ゲーム『Trample on Schatten!! 〜かげふみのうた〜 REVOLUTION+』が、突然の発売無期延期という状況に追い込まれました。
発売元のブランド・NONSUGARからこの件が発表されたのは10月19日、発売の約一週間前のことです。まさに発売直前の時期にこのような発表がされることも異例の事態ですが、その理由がまた驚きのものでした。
「2011年10月28日(金)に発売を予定しておりました「Trample on Schatten!! 〜かげふみのうた〜 REVOLUTION+」ですが、審査団体変更などによる仕様変更の再マスターアップ作業において、データーバックアップ等が完全に行われていなかった原因により、ゲームシステムソースの一部に破損があることがわかりました。
只今全体のソースの見直しと解析を行っておりますが、現時点では新たなる発売日について具体的にお伝えする事ができない状況にございます。」
---------------------------------------
つまり、バックアップに失敗してマスターのデータが壊れてしまった、復旧にもどれくらい時間がかかるかまだわからない......という恐ろしい事態になっているようです。
もともとこの作品は、2009年にTAIL WINDというブランドから発売されたゲームの復刻版です。TAIL WINDが解散したため、今回NONSUGARからオリジナル本編ディスク+新規シナリオのアペンドディスク、その他特典付の『REVOLUTION+』として発売される予定だったものです。
もともと発売されていたものの復刻なのに、なぜこんな状況に? と思ってしまいますが、先ほどのお詫びメッセージにある「審査団体変更などによる仕様変更の再マスターアップ作業」というのがその理由のようです。
現在、一般流通で販売されるPCの18禁ゲームは、「コンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)」もしくは「映像倫理機構(映像倫/旧メディ倫)」のどちらかの自主規制団体の審査を受けています。…

