単純なシステムゆえに。パクラレても簡単には裁判できないソーシャルゲームのジレンマ

2012年2月10日 18時40分

これじゃ似たゲームばっかりになるよね。

日本でもメジャーになってきたソーシャルゲームですが、海外では「このソーシャルゲームはうちのタイトルと酷似している!」という著作権裁判が多発しています。

しかし、裁判で勝つための著作権を証明することは、ことソーシャルゲームでは非常に難しいそうです。米テクノロジーメディアars technicaがレポートしています。
 


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「シンプルなソーシャルゲームやパズルゲームは、裁判で著作権を訴えるのは非常に難しい。というのも、他ゲームとの違いを証明するクリエイティブ的な要素が希薄だからです。

シンプルにすれば、それだけ著作権の対象と見なされにくくなるのです。

何がジャンルで、何がテーマ。それらに対し、そのゲームの独自の筋が一体なにを意味するのか? 多くのソーシャルゲームはそこが明確ではないのです。」
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と、弁護士のマークさんは説明してくれました。さらに、「Aボタンジャンプは著作物として成り立たない」と、簡潔な言葉で著作権の難しさを説明してくれました。

逆説的に、ソーシャルゲームの基本システムはAボタンと同じくらいに根本的すぎるということでしょうか。画像とテキストを入力するだけで"新作"タイトルが作れる「ソクゲー」が販売されるのも納得です。

ゲーム開発は、他ゲームとの特許/著作権との戦いとも言われています。しかしそれらを取っ払ってしまうと、どれも同じようなゲームになってしまう。ゲーム開発とは、かくもジレンマに縛られた知的創造作業なのですね。

 
Game makers face uphill battle proving copyright infringement in court [ars technica via Gpara.com]

(伊藤ハワイアン耕平)

 

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注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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