これじゃ似たゲームばっかりになるよね。
日本でもメジャーになってきたソーシャルゲームですが、海外では「このソーシャルゲームはうちのタイトルと酷似している!」という著作権裁判が多発しています。
しかし、裁判で勝つための著作権を証明することは、ことソーシャルゲームでは非常に難しいそうです。米テクノロジーメディアars technicaがレポートしています。
---------------------------------------
「シンプルなソーシャルゲームやパズルゲームは、裁判で著作権を訴えるのは非常に難しい。というのも、他ゲームとの違いを証明するクリエイティブ的な要素が希薄だからです。
シンプルにすれば、それだけ著作権の対象と見なされにくくなるのです。
何がジャンルで、何がテーマ。それらに対し、そのゲームの独自の筋が一体なにを意味するのか? 多くのソーシャルゲームはそこが明確ではないのです。」
---------------------------------------
と、弁護士のマークさんは説明してくれました。さらに、「Aボタンジャンプは著作物として成り立たない」と、簡潔な言葉で著作権の難しさを説明してくれました。
逆説的に、ソーシャルゲームの基本システムはAボタンと同じくらいに根本的すぎるということでしょうか。画像とテキストを入力するだけで"新作"タイトルが作れる「ソクゲー」が販売されるのも納得です。
ゲーム開発は、他ゲームとの特許/著作権との戦いとも言われています。しかしそれらを取っ払ってしまうと、どれも同じようなゲームになってしまう。ゲーム開発とは、かくもジレンマに縛られた知的創造作業なのですね。
Game makers face uphill battle proving copyright infringement in court [ars technica via Gpara.com]
(伊藤ハワイアン耕平)

