12日の昼、京都市内で軽自動車が暴走し観光客ら7人が死亡した事故で、車を運転していた男性が、てんかんの持病があることを申告せずに運転免許を更新していたことが明らかになった。(参照:日本てんかん協会が法務大臣に「刑法および運転免許制度に関する要望書」を提出)
てんかん無申告の運転免許不正取得については、昨年4月、栃木県鹿沼市で、てんかん発作に関連した交通事故で複数の小学生が死亡する事故が発生して以来、改めて問題視されていた。
春の観光シーズン、白昼の京都・祇園での惨劇から一夜明けた13日、事件現場には被害者を偲ぶ献花がそなえられた。同日、ワゴン車を運転していた男性宅の家宅捜索などが行われたが、この男性は持病のてんかんを申告せずに、運転免許を更新していたことが明らかになっている。
てんかん無申告の運転免許不正取得問題については、昨年4月、栃木県鹿沼市で、てんかん発作に関連した事故で亡くなった小学生の遺族らがその厳罰化などを求めて署名活動を行い、今月10日、これを法務大臣に提出したばかり。
一方で、日本てんかん協会がてんかんによる差別がおこなわれないことなどを求めて、同じく法務大臣などに要望書を提出するなど、その問題がクローズアップされていたところであった。
今回の事故と、てんかん発作との関連は、今のところ不明だが、いずれにしてもこの問題に対する抜本的な対策が求められているようだ。


